こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「創業者のための制度融資 近隣特別区の取組(豊島区、練馬区、板橋区、新宿区、中野区)」です。
手元にある『令和元年度版 中小企業のための 融資の手引』(東京都 令和元年6月)を参照しながら、特に創業者の支援の欄だけを抜き出して、いくつかの融資制度を紹介します。
ここまでは、東京都の2つの創業支援を紹介してきましたが、これ以外に特別区でも独自の融資や金利の補助、保証金の補填の制度を持っています。
あなたの創業したいエリアの制度融資について、改めて自治体のホームページを閲覧した上で、担当部署を訪問して見るもの一つです。自分なりに理解した以上の情報をゲットできるかもしれません。
私の営業スタイルは、事務所から半径2~3km以内で頑張っている中小企業、小規模事業者の応援です。この範囲に入る特別区が持っている制度融資のうち、創業者向けのものを簡単に一覧表にしましたので、お知らせいたします。
豊島区、練馬区、板橋区、新宿区、中野区です。単純化したので、色々な説明などを削除したので、誤解のあるものもあるかもしれません。また、時期によって金利等の数値が動いているかもしれませんので、詳細は、独自に再確認いただければ幸いです。
こうしてみると、創業するまでは色々と制度は充実してきていると思います。問題は、お金を借りるようにも、貸す方にもその重みとそのお金を回し続けるための良い関係が必要だということです。
特に、人口が減り続け、高齢化が現実となった今、創業しよう、金儲けをしよう、人に手伝ってもらって事業を大きくしようとする人材は、地域にとってとても重要な存在です。起業者を生むだけでなく、しっかりと活躍できるようになるまで育てる、伴走する仕組みと人材が必要です。
それは、地域の中で資金を支える金融機関でも同様なことです。事業者に儲けてもらい、大きくなって更に事業拡大のために知恵を絞り、発展のために汗をかくのは、金融機関にとっても大切なことです。事業者こそありがたいパートナーなのです。
私は、自治体の産業関係部署の方々とともに、事業者の方々が、「皆で街を良くするためのネットワーク」を広げ、大きな意味での「官民の協力が草の根で広がっていくこと」を楽しみにしています。