こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「創業者のための制度融資 どんな融資があるのか見てみよう」です。
手元にある『令和元年度版 中小企業のための 融資の手引』(東京都 令和元年6月)を参照しながら、特に創業者の支援の欄だけを抜き出して、いくつかの融資制度を紹介します。
まず、最初に原則的な利用条件ですが、以下のとおりです。
- ご利用いただける方
- 東京都内に事業所がある中小企業者、または組合、個人事業者
- 許認可事業の場合は、当該許可を受けていること(受けること)
- 事業税等の未申告、滞納や社会保険料の滞納がないこと(完納の予定)
- 暴力団等と現在、及び将来に渡って関係等を有しないこと
- 責任共有制度対象外となる保証(100%保証協会リスク)
- 融資利率 責任共有制度対象外となる場合 融資利率は、固定・変動で設定
- 借用保証料 責任共有補償制度対象外 1000万円以下 0.30%~1.54%
- 保証人・物的担保 法人は代表者保証、一定の条件で不要、個人は原則不要
次に創業者が使える制度融資は次のとおりです。
- 東京都制度融資 創業融資 創業
- 産業力強化融資 (産業) Dチャレンジ(チャレンジ)
- 産業力強化融資 (産業) E政策特別 (金融機関提案)
- 東京都動産・債権担保融資(ABL)制度
- 女性・若者・シニア創業サポート事業
- その他(環境保全資金、公共事業に伴う移転資金融資)
- 特別区の創業支援融資制度
- (参考)日本公庫(国)
明日から特に東京都の「創業融資(創業)」と「女性・若者・シニア創業サポート事業」その他の創業資金支援制度をご紹介します。
なお、補助金等の話は、改めて整理して「創業者向け」のものを紹介します。