こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「創業者のための制度融資 女性・若者・シニア創業サポートする事業」です。
手元にある『令和元年度版 中小企業のための 融資の手引』(東京都 令和元年6月)を参照しながら、特に創業者の支援の欄だけを抜き出して、いくつかの融資制度を紹介します。
この事業は、地域に根ざした創業を志す女性、若者およびシニアの方が利用できる低金利・無担保の融資と経営サポートを組み合わせた制度です。
概要を一つの表にまとめてみました。
全体の流れは、以下のようなものです。
- 創業をしたい方がいたら、セミナーや個別相談を受けていただいて、まず、事業計画書を作成してもらう
- 事業計画書ができたら、金融機関に持参して相談する
- その金融機関から中小企業診断士等の専門家のアドバイザーを紹介してもらう
- アドバイザーに面談して、創業計画書をブラッシュアップする
- その後に「融資申込」をする
- 申込を受けた金融機関は、アドバイザーの意見を参考に審査する
- 融資の実行
- アドバイザーによる経営サポート・セミナー
これらのことを通じて、当初の事業計画書を実現するとなっています。
固定金利で1%以内という金利は、一般的な創業融資より優遇されているものです。また、「地元」の地域を意識した需要や雇用も加味していることから、事業計画に一捻りが必要です。
また、アドバイザーがついて事業計画の実現を応援するシステムですので、大変ありがたい制度だと思います。
私も地元に根ざした起業を応援しています。この制度に乗れるのであれば、是非、第三者のチェックを受けながら、しっかりと事業を軌道に乗せてください。
最近は、女性やシニアの起業者が増え続けていますので、もう少ししっかりと利用方法を勉強して、ご案内します。
ただし、このような制度融資は、ネリサポ等の起業塾でも金融機関の方や商工会議所などの方がセミナーで登壇したり、相談窓口をお知らせしたりするはずですので、ご確認ください。