こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「銀行融資以外の資金調達 どんな資金調達方法があるのか」です。
創業を考えている方々で、お金の調達について心配のない方はいないではないでしょうか。日本公庫からの融資を検討したり、銀行からの融資を考えたり、あるいは、投資家に支援を得ようと考えている方もいるでしょう。
限りある自己資金で、小さく始めても、事業がきちんと立ち上がらなければ、お金はなくなってしまうでしょうし、一挙に大当たりして動き出したとしても、仕入れや在庫の資金が足りなくなったり、滞留在庫が発生したりして、壁に急に突き当たってしまう方もいるのかもしれません。
今週は、たしかに、今までの基本的な資金調達である「公庫からの融資」「銀行からの融資」以外にも実は資金調達の手段があることをお伝えします。
しかし、これらの方法が、あなたの事業やあなたの置かれた立場にフィットしているかどうかは個別に確認しなければならないことであり、また、お得な資金調達の方法かどうかはわかりません。
最近、テレビやネットでよく聞く「AI」の発達により、金融機関の中でもメガバンクは、個人融資に関しては、AI審査によるスピード決済の方向に走り出しています。これは、アメリカや中国などで、個人の評価を採点化する技術が発達してきているからです。
また、金融機関に外の会社からの「資金調達方法」の提案が、増えています。その殆どの会社はIT技術により、既存の財務データを資金の動きと結びつけ、資金調達のニーズを理解し、その後の返済能力の予想レンジも想定できることから、会計ソフトの会社の大手がこぞって参入してきています。
資金調達に至るスピードがとても早く、色々な書類を書いたり、説明したりしなくて済むのは魅力的かもしれません。
みなさんが知識レベルで知っておいて欲しい「銀行融資に頼らない資金調達」は、5つあります。
1.データレンディング 融資実行までが早い
2.クラウドファンディング 新規事業で活用できそう
3.契約者貸付制度 銀行信用情報は別枠
4.ファクタリング 決算書に影響ない
5.その他 少人数私募債など
金融機関に融資を断られたとしても、資金調達する方法は、まだあるのです。
私の個人的意見ですが、「銀行融資」による既存の資金調達が基本であることは変わらないと思います。しかし、金融機関の様子がどんどん変わってきている今、中小企業が資金調達を行う際、本当に「融資という選択肢でよいのか」を考えることも必要な時代が近づいてきているのかもしれません。
確かに、銀行融資を受ける上においては、
1.申込から融資実行まで時間がかかること
2.銀行の担当者の質や熱意に結果が左右されること
3.財務内容に問題がある場合、借りづらいことが多い
といった問題があります。
財政上に問題を抱える企業では、融資による資金調達が難しくなります。そんなとき、他にどんな手段が合うのか、サラ金や高利貸しに走らないためにも、「銀行融資に頼らない資金調達方法」があることを知識としてお伝えします。
困ったときは思い出して、ご相談ください。
明日から、それぞれの内容をもう少し詳しく解説いたします。