こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「令和2年ブログ発信の取組みについて 事業を軌道に乗せるパートナー」です。
令和2年(2020年)が始まりました。今週は、今年の取組みについてお話します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今年の半分は、初心者経営者のための「心得」「計画」「資金繰り」「月次」「金融機関への報告」「融資の申込み」などの解説と、タイムリーな「補助金」「助成金」「支援策」などの情報の提供をしたいと思います。
昨日の話題は、「独立起業2年目の崖を一緒に乗り越える」でしたが、今日は、「事業を軌道に乗せるパートナー」の話です。
私は、融資コンサルタントになろうと考えたとき、最初に思いついたことは、この2年目の崖で諦めてしまう方が沢山いることと、この人達を助けられたらと世の中に役に立つビジネスモデルになるのではと思いました。
しかし、そのような事業を実施している融資コンサルタントの方は大変少ないように思いました。私の先生は、「大阪には月10,000円で毎月の月次事業計画の作成を支援している先生がいる」とか「東京では、成果主義で、月9,800円で、月次のフォローをして、黒字決算ができたら、成果に応じた相応のお支払いをお願いしている先生がいる」などといった情報をくれました。
インターネットを調べてみても、同じような思いを持った方はいらっしゃるようでしたが、ビジネスとして展開している方はほんの少しの方でした。
私がお世話になった起業塾の中小企業診断士の先生は、「私達が、起業後の方々を、なんとか無料でフォローしています」「有料でお金を払ってフォローをお願いするほど儲かっていれば良いのですが」と言っておられました。
沢山の起業家たちは、サラリーマンのように、大きなものにぶら下がっている方々ではなく、自分の足で立とうと決心し、周りの反対を承知で、頑張って立ち上がった人たちです。それだけでも十分立派なのです。しかし、失敗したら、一生を借金まみれになったり、自信を失ったりしてボロボロなのです。
しかし、経営者になる訓練を、教育を受けた人たちはごくわずかです。皆が、素人の経営者たちです。国も自治体も、「起業してください」と言って、起業塾などの仕組みには力を入れ、優秀な中小企業診断士や自治体の係員がこぞって応援してくれます。
4~5回程度セミナーを開催して、一人前の経営者にしていけたら、良いのですが、そうはいきません。実際に実践の舞台で、毎日が大変な状態の中で、体で覚え、必要な知識を身に着けていくしかないのです。しかし、時間が限られています。なかなかセミナーに行ったり、先生がいる場所に相談に行ったりする時間がないのです。
そこで、必要なのが、専門家側から現地に足を運び、フォローすることです。商工会議所なども「専門家派遣」を始め、成果が上がっているようです。
私も、現場で窮境の原因を探り、小さな経営改善ができたなら、多くの独立起業の方々のビジネスの応援ができると思います。
元気な会社やお店が増えて、街に活気が出てきたならば、日本の起業への取組みや中小企業政策は、うまく回りだします。私は、一人でも多くの起業者が、元気になるのなら、お手伝いしたいと考えています。