こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「資金調達力強化のシナリオⅠ 主要な仕入先と得意先の一覧を作る」です。
昨日、まず、最初は企業概要を整理して記載し、仕入れから加工、製造、販売までの流れをわかるように図示し、いわゆるビジネスモデル俯瞰図を作っていただきました。いろいろな業種がありますので、沢山のパターンがあります。
今日は、資金繰りを理解するための最初書類として、ビジネスモデル俯瞰図を参考にしながら、主要な得意先一覧(回収条件)、主要な仕入先一覧(支払い条件)を作成しましょう。
まず、得意先です。もちろん、現金商売の方もいらっしゃるでしょうが、最近のキャッシュレスの流れの中で、銀行振り込みだけでなく、カード会社などの金融機関や決済サービス会社を介してお金が流れるようになってきましたので、ご注意ください。
また、従来の取引であっても、現金払いや手形払い、小切手もあるかもしれません。支払いを受ける際の締日、請求書受付の締切などにも注意を払って置くと良いと思います。更に、グループ企業や親族関係との取引なども忘れがちです。俯瞰図にも忘れず記載しましょう。
一般的には、会計ソフトに得意先登録をする際、得意先の支払条件や付帯する条件を入力することになるでしょうし、請求時点で請求書の内容を入力することになっていると思います。
次に、支払先を考えてみましょう。
まず、あなたを支援してくれている主要な協力会社は何社ですか?もちろん、現金しれもあるでしょうが、多くの場合は、掛の支払いをお願いして、月末締め切りで、翌月の〇〇日に現金で振り込むなどの契約をしているのではないでしょうか?
支払先のほうが大きい会社であれば、当然に支払条件も先方の言いなりでしょうか。しかし、小さな会社や人件費比率の高い外注費などは、早めの決済をすることが求めることができます。よく確認して契約してください。
もちろん、最近のキャッシュレスの流れの中で、銀行やカード会社などの金融機関や決済サービス会社を介して支払いされるものも多くなってきていると思います。
また、「資金繰り」で失敗しないためにも、支払手形を使うことをできるだけしないことをおすすめします。詳細は、別の日に詳しく解説しますが、手形の不渡りは、実質的に一回のミスで会社を倒産に追いやるリスクがあるものです。
支払いも同様に、会計ソフトに得意先登録をする際、仕入先への支払条件や付帯する条件を入力することになるでしょうし、請求書入手時点で、支払いのの内容を再度確認して、入力することになっていると思います。
いかがでしょうか、それぞれの一覧表はできましたか?