
こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「資金調達力強化のシナリオⅠ 今年度の事業計画書内訳の作成」です。
昨日は、経常利益をいくらにすると決めたら、売上高はいくら必要という答えが出て来ることを説明しました。経費や減価償却費を計上して、いくらの売上を出さなくてはならないというのが、事業計画の最初の作業です。社長がするべき決心です。
目標となる売上高が決まったら、その内訳を考えなくてはなりません。それぞれの得意先別やエリア別に、もう一度粗利益で、割り振りをしてみてください。この得意先からは、粗利益でいくら儲けるのか、売上高ではありません。粗利益の金額で割り振りしてください。
ビジネスは利益を出すことですので、売上ではなく、利益を管理項目に据えて下さい。売上高10億円で、経常利益2,000万円の会社と、売上高3億円で、経常利益5,000万円の会社を比較したら、どちらが良い会社でしょうか?
ちょっと話がずれました。したがって、計画の段階で、利益を出すために、利益を残すために何をするのかを考えてみましょう。足りない利益は、社長自らが「お客様の数」を増加させて、達成しなければなりません。
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