こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「トピックス コロナウイルス対応2 資金繰りの再確認」です。
新型コロナウイルスの影響で経営が悪化し、資金繰りに支障をきたす中小事業者が増えています。
実際、「売上が大幅に減ったため、資金繰りに支障を来しています。どうすればいいでしょうか」という相談が寄せられ始めています。
政府はさきに、「セーフティネット保証」や「セーフティネット融資」という制度を使って、中小企業の資金繰りを円滑にする支援を行っていることは、すでにお伝えしました。
2月28日(金)、経済産業省からの「新型コロナウイルス感染症を『セーフティネット保証4号の指定』」告知です。3月2日から受付が始まっています。
また、日本政策金融公庫が新たに旅館、飲食店業界向けの「特別融資」を行っています。
これに加えて、3月7日(土)、安倍首相は、これらの対応に加えて、実質的に、無利子、無担保の融資制度を設けることを表明しました。資金繰り対応の施策を、業界を問わず、日本全体で実施する予定です。
来週、3月10日(火)、第2弾の「緊急対応策」に盛り込まれる予定です。
期末を目の前にして、どの金融機関も忙しくしている時期です。日本政策金融公庫では、急激に資金貸付の申込みが殺到すると思われます。
また、「災害認定」をする自治体の窓口の準備も十分ではなく、きっと、実質的にパンクするだろうと思われます。
3月中旬になり、「月次試算表」が出てくると、資金の不安が増大し、誰もが、この「実質、無利子・無担保」の掛け声に乗って、動き出します。
すぐに動いてください
今までの例から見て、時が経てば、経つほど、利用者は増えます。利用対象者が増えると、認定書を出す市区町村でも、保証を行う信用保証協会の事務手続きでも、時間がかかるようになります。
すぐに動いてください
「急ぎ対応する」と言っても、あなたの資金繰りに合わせてくれるわけではありません。先に申請を行うことで、円滑な資金調達が可能になります。
少しでも資金繰りに不安がある場合は、「信用保証協会」、「ネリサポ」や「商工会議所」、「区役所の相談窓口」に、すぐに相談・申請に行くことをお勧めします。
この状況下では、
1)通常よりも融資審査が甘いと思います
2)保証枠は、別枠、通常枠を使い切っていても利用可能です
3)時間がない状況ですので、今すぐ対応してもらえるはず
4)認定がとれれば、どの信用金庫等からでも融資可能です
大事なのは一刻も早く行動に移すこと
手続きの流れについては、別途発信します。