こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「今週のトピックス 第13週(4/10)」です。
コロナウイルスの蔓延で、今週、4月7日19:00に、ついに「緊急事態宣言」が発出されました。
4月9日(木)15:00現在、日本での感染者は、5000人を超え、首都東京では、昨日は144人、本日(4/9)は、181人と、急激な感染の爆発が始まりました。
残念ながら、とても早く本当に身近になってきて、あなたも私も、ご家族も友達も今の生活を守るためには、真剣にコロナウイルスと対峙する必要があります。誰一人「大丈夫!」と言えない状況になりつつあります。
世界を見るとその取組みは、千差万別で、民族性や国民性が色々であることを感じます。日本の取組みはスエーデン方式に近いのかもしれませんが、地域によっては、首長が政治判断と警察等の力を借りて、さらに制限ができる対応をするべきだと思いました。
恐怖の中で懸命に仕事をしている第一線の医療者とその周辺の協力者に拍手を贈りたいです。
さて、政府の緊急事態宣言に合わせて、経済政策が発表されましたが、いずれも「案」であって、予算が確定している訳ではありません。また、手続についても、各区市町村の窓口で対応することなどは、現実的ではなく、今後、具体化するにつれて、内容も手続方法が変更されていくと思います。
詳細が固まったら、最新版の情報を発信します。今日のところは、経済産業省の「支援パンフレット」のURLを再度添付します。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
2020年4月8日(水)10時更新 最新版です。
先日の内容から新たに増えた新規項目(令和2年度補正予算成立後)は以下のとおりです。
沢山の施策が、「アドバルーン」であって、すぐに執行できない事実を知っておいてください。
- 「中小企業デジタル化応援隊事業」開始
- 信用保証付き融資における「保証料・利子減免」
- 「特別利子補給制度」
- 日本公庫等の既往債務の借換
- 「持続化給付金」(売上が前年同月比で50%以上減少している者)
- 「生産性革命推進事業の拡充」
- ものづくり補助金:補助率を1/2から2/3へ引上げ
- 持続化補助金:補助上限を50万円から100万円へ引上げ
- T導入補助金:補助率を1/2から2/3へ引上げ
- 「海外サプライチェーン多元化等支援事業」
- 「JAPANブランド育成支援等事業」
- 「経営資源引継ぎ・事業再編支援事業」
- 感染症対策を含む「中小企業強靱化対策事業」(BCP)
その他、税金や社会保険料の納付の猶予や、公共料金に関する納付に係る事業者への要請など色々なことが載っています。
税理士、社会保険労務士などの専門家やその無料相談窓口にご確認ください。
しかし、それでも苦しくてどうしようもないときは、弁護士に相談することも視野に入れてください。家族や従業員、そして地域の仲間の皆様と力を合わせてください。
私も、このあと、4月24日には、認定支援機関の登録ができますので、遅ればせながら「専門家」として、支援の仕事を本格的にスタートしたいと考えています。
下記は、経済産業省の支援パンフレットの最後のページです。