こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
新型コロナウイルスの終息に向けて、「出口戦略」が語られるようになってきました。この閉塞感から開放され、皆さんが元気に事業活動をされることを楽しみにしています。
次に展開されるだろう時代に先駆けて、「未来」を考えることをお勧めします。
今日のテーマは、「経営デザインシート 知ってますか? 経営デザインシートって難しい?」です。
先日、最新のデザインシートの様式を提示しましたが、実は、まだ、私は使った経験がありません。そこで、今日は、その前にあった「簡易版」のシートを見ながら解説します。
まず最初のアプローチでは、「20__年にはこうしたい!」を言葉にすることをイメージしてください。
どうしても、今までのアプローチの仕方だと、「現状の認識・反省 ⇒ 将来の設計」というパターンで、現状のことは書けても、将来のイメージを書ききれず、足踏みをすることが多いようです。それは現実を見ていては夢を語れなくなってしまうのです。
そうではなく、もう一度、創業のときのように夢を語り、この大きな時代の流れの中で生き残るためにどんなことをしたら良いのか考えてください。今までの延長線上での企画や戦略は通用しなくなるのかもしれません。
経営者は、私はこうしたいと熱い想いを語れるようになってください。自社の価値や目的がそこにあります。そして、従業員や協力会社の方々と対話をしてください。認定支援機関や金融機関の方々に支援をしていただけるよう、こんな風を具体化してください。
今あるビジネスの課題を解決したら、次に新しい価値が生まれるわけではありません。「こっちへいくんだ!」という「強い意志」があって、動き出します。そのうえで、今の資源、ビジネス、価値などと比較して、そのために解決するべき課題と解決策、手に入れるべき資源などが明確になるのです。
あまり今までの企業分析のフォーマットにこだわらないほうが良いように思います。
明日は、「小さな会社でも必要ですか?」についてお話します。
参考
最新版シート