こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
全国の非常事態宣言が解除されました。政府は、一日も早い経済活動の再開が、現在のコロナウイルスによる経済界の疲弊を回復するための手立てだと思い、少しで早くと、昨日、首都圏と北海道の非常事態宣言を解除しました。
これからの時代に先駆けて、「新しい価値」を「デザイン経営」で考えることをお勧めします。
今日のテーマは、「これまでの経営を見直す 「デザイン経営」を生かして見直す」です。
昨日、1年間を目処に今までの経営を見直しましょう、新しい事業価値を見つけましょうとお伝えしました。
今までの経営分析ツールの中には、「新しい事業価値を見つける」、そのような役割をしてくれるツールはありませんでした。なぜなら、全ての事業を過去からの延長線上で考え、過去の成果と今まで積み上げてきた関係性を中心に分析し、だから「こんな価値を持ち合わせた企業なのだ」というのが結論でした。
しかし、今回のコロナウイルスが私達に与えた課題は、ソーシャルディスタンスであり、リモートビジネスです。今までの都心の事務所まで通って、遅くまで働き、時に会社の仲間達と遅くまで酒を飲む生活は何だったのでしょうか?今までの常識にはな価値を受け入れるように指示しています。
ビジネスによっては、新しい規制について行けず、営業を諦めなくてはならないものあるのかもしれません。人が集まるようなビジネスは、収容人数が半分とか三分の一になって採算がとれるのでしょうか?人が密になることで楽しんでいた空間は戻ってきません。ライブハウスやスポーツクラブのエクササイズはどうするのでしょうか?
『営業はいらない』三戸政和(SB新書)などという本も出ています。今までの仕事、仕事のやり方などの全てが問われ始めています。これまでは、なんとなく継続していた「今」が維持できなくなったのですから、新しい形でお客様に違う形で届けなくてはなりません。
「デザイン経営」のシートは、「これから20XX年には、こうしたい!」から始めてほしいのです。外部の環境は変わりました。これから、非常事態宣言解除の中で、新しい常識や新しい規制が出てくるでしょう。それを目一杯推測しながら、「自分ならこうしたい」と考えてください。
どんな相手に、何を提供したいと考えていますか?そのためのビジネスモデルはどんなですか?これからの時代の新しい事業環境に応えていますか?そのために必要な資源は?今ある環境とはかなり違っているのかもしれません。
その上で、これまではどうだった。経営資源を使い、従前のビジネスモデルはこうで、誰にどのような価値を届けてきた。その当時の経営課題はこうだった。さあ、ここから先、1~3年程度の中で何をどうしますか?移行戦略を決めていきましょう。
簡単には行きそうにありませんが、座して廃業しますか?今の環境を受け入れ、さあ、次はどうしよう、あなたならできます。きっと、必ず!!