こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
日本中で感染者が広がりつつあります。東京は再び239名、大阪は121名などとあっという間に一日の新規感染者数が全国で800名弱となりました。
「Go To Travel」キャンペーンが始まりました。でも、小池東京都知事は、「不要不急の外出を控えるように」とおっしゃっています。日本医師会会長は、この4連休を「我慢の4連休」と称して、自粛を促しています。
さて、今日はオリンピック開会式で祝日となった日です。土日、祝日には書かない方針でしたが、今週は続けて発信します。
このような状況だからこそ、今週は、「この先の混乱を見通す 1~2年先を考える」です。識者がどの様な発信をしているのかをお伝えします。
今日は、労働政策研究・研修機構が、OECD(経済協力開発機構)の「OECD Economic Outlook(OECD経済見通し)」(2020年6月)を紹介したの報告「世界経済の回復への道のりは不透明―OECD、経済見通し」(2020.07.18)を紹介します。
OECD(経済協力開発機構)は2020年6月、「OECD Economic Outlook(OECD経済見通し)」で、新型コロナウイルス危機により世界経済の見通しが立たないなか、2つのシナリオを提示しているようです。
「2020年第4四半期に第2波が到来し再びロックダウン措置が実施された場合の「ダブルヒット・シナリオ」と、感染拡大を押さえ込み第2波を避けられた場合の「シングルヒット・シナリオ」」です。(下線 コボリ)
「新型コロナウイルス危機に伴う大規模な不況は、国民所得や個人消費の減少、いくつかの業界における企業の破綻などを引き起こす。OECD諸国の中央値ではダブルヒット・シナリオの場合、一人あたりの国民所得が2020年に9.5%減少する予測だ。」2013年の水準です。
「世界全体のGDP成長率は、ダブルヒット・シナリオでは2020年に7.6%低下し、2021年には2.8%上昇するものの、危機以前の水準を大きく下回る予想だ。」
「一方、シングルヒット・シナリオでは2020年に6.0%低下するが、2021年には5.2%上昇し危機以前の水準にほぼ戻ると予測された。それでも、多くの先進国では2021年までに、一人当たり実質所得の伸びの5年分以上が失われる可能性がある。」
「個人消費と投資は今年大幅に減少することが予測され、2021年に徐々に回復する見込みだ。「OECD諸国では2020年の個人消費の水準がダブルヒット・シナリオの場合10.75%、シングルヒット・シナリオの場合8.5%減少すると予測される。」
「また、OECD諸国の2020年の投資はダブルヒット・シナリオの場合12.75%、シングルヒット・シナリオの場合10.5%減少すると予測される。」
「シャットダウン(操業停止)の影響を最も受けた業界(小売り・卸売り、宿泊・飲食サービス)では、十分な能力がなかったり需要が回復しない場合には、多くの事業が破綻する可能性がある。」と。(製造業に言及していないのは気になります コボリ)
以上ですが、少なくとも、ここまでの落ち込みの後の回復が、あるいは、心のケアを含めた再度の出発が、世界で進められなくてはなりません。この場合も、弱い国が、新興国が土俵に乗れず長くつらい状態になるのでしょう。それは、国内でも同じです。
さあ、今からどうしていくのか自問しましょう。目の前の新規感染者数に一喜一憂するのではなく、これからどう考えても不況が始まり、雇用が所得が減り、そこから、世界中で這い上がらなくてはならないのです。「今までと同じ」を志向するのは難しのかもしれません。
コピペをしたレポートで恐縮です。今の私では、それぞれの最新資料をお伝えするのが限界です。お許しください。