こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
東京の感染者が200名台を超えてから1週間になります。大阪も3桁の100数十名のままです。日本中で感染者が広がっています。4連休が終わって、地方の観光地が賑わっていましたが、2週間後に「悲鳴」が聞こえないことを祈るばかりです。
同時に、この何ヶ月もの間、政府も自治体も一体何の準備をしてきたのだろうかと首を傾けてしまいます。このことは、私達も同様ではないでしょうか。新規感染者数に一喜一憂して、誰もが評論家になって政治や医療を批判していました。
そろそろ、「V字回復」の幻想を捨てて、ゼロベースで現状の再確認と今後の見通しを出して、真剣に取り組むべきではないでしょうか?だからこそ、今週は、「考えるべきことを考え実行する 今立ち止まって!」です。
日本政策金融公庫総合研究所の「全国中小企業動向調査結果(2020年4-6月期実績、7-9月期以降見通し)」(2020年7月2 2日)によると、
小企業の景況は、「小企業の景況は、新型コロナウイルス感染症の影響に より急速に悪化し、極めて厳しい状況にある」
中小企業の景況は、「中小企業の景況は、新型コロナウイルス感染症の影響に より急速に悪化し、極めて厳しい状況にある」
この軒並み悪化した数字を見て、どう感じられますか?
さらに今後の中小企業の7-9月期の見込みは、景況も売上も同じような数字ですが、「売上DIの推移(季節調整値)」以下のとおりです。
年末まででも悲観的です。
目の前に見える飲食業や旅行業などの大変さの影に隠れていますが、自動車業界があちこちで工場の閉鎖を決め、設備や雇用の縮小に入っています。これが、本格的に波及するのは、冬を迎える頃でしょうか?
現在、冬である南半球のブラジルやオーストラリアが悲惨な状態であることを考えると、今上昇している第2波?の影響もありますが、その先の冬の第3波?には、大きな人的な被害が日本にも発生しないことを祈ります。同時に、その結果、経済は、大きく後退することになるのかもしれません。
この国の経済だけでなく、多くの国でデフォルトが発生するのではないでしょうか?ハイパーインフレというような代償を払うことになるのでしょうか?
少し、悪い予想も加味して、自分のビジネスをもう一度考え直しましょう。