こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
この何ヶ月もの間、政府も自治体も一体何の準備をしてきたのだろうかと首を傾けてしまいます。このことは、私達も同様ではないでしょうか。新規感染者数に一喜一憂して、誰もが評論家になって政治や医療を批判していました。
そろそろ、「V字回復」の幻想を捨てて、ゼロベースで現状の再確認と今後の見通しを出して、真剣に取り組むべきではないでしょうか?だからこそ、今週は、「考えるべきことを考え実行する 今立ち止まって!」です。
昨日は、「この先、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後のあなたは何をしていますか?」とお聞きしました。劇的な外部環境の変化です。しかし、半年が過ぎました。ここにとどまって「補助金」や「助成金」を期待するのは止めにしましょう。
「今はそんなことを考えられない」と下を向いているあなたと、「さあ、次はどうしたらいいんだ」と前を向いているあなたには、雲泥の差が生じます。いまこそ、この先の計画や知恵を出しましょう。
今の延長線上では解決できない場合もあるでしょう。社会の規範や習慣が変わってしまうのかもしれないからです。あなたの仕事の職種にもよりますが、「新しい日常」に合わせた変化をチャンスに変えるしかないのです。
例えば、飲食業であれば、その席数は半分以下にしなくてはなりません。突然、回転数を倍にするアイデアはなかなか難しいものだと思います。また、提供価格を倍にするなどの算数はできるが現実的ではありません。
これは、今の事業、今の利益構造でものを考えるとそうなるのです。「ゼロ」から考えることをおすすめします。確かに、この事業を止めたり、移転したりするだけでたくさんの費用が発生します。簡単ではないかもしれません。
「今の家族の生活、従業員の生活を守り、今までどおりの協力会社の応援を得て、お客さんが戻ってくるまで頑張る」とおっしゃる飲食業の社長がいましたが、頭は下がりますが、「もっと現実的な判断ができるデータを、ファクトを見てください!」と申し上げました。
どうしても女性の方などは、今ある「巣」を守ろうとされます。「家も、家族も、進学も、お買い物する場所も、すべてリセットしませんか?」とお話すると、嫌な顔をされる例のほうが多いです。最後まで頑張ることはお勧めしません。
ボロボロになる前に新しい選択をしてください。銀行からの借金返済は「最後」で良いのですから、まず先に借りて、手元を豊かしておけば、一歩前に出るための資金として有効につけるものです。