こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
コロナの影響はいかがでしょうか?そろそろ、「ポストコロナ」を考えながら前を向く時期ではないでしょうか?また、あと2ヶ月半後には新しい年が始まります。「あれから1年」皆さんは、どう新年を迎え、どのような舵取りをしているのでしょうか?
今日は、「新型コロナウイルスの感染拡大を受けた中小企業の新たな対応」として、信金中央金庫 地域・中小研究所の『ニュース&トピックス(2020.20.15)』の内容を参考にお伝えします。
業況については、苦しいながらも前向きな対応をとる企業が出てきています。
「コロナの影響は、少しずつ回復している。例年と同程度になるまでは時間を要するため、作業効率を見直すなどの対策を行っている。(もち米加工食品製造 山 形県)」
「コロナの影響により県外取引先に訪問できず、プロジェクトの延期等により売上が減少した。生産体制を整えるチャンスととらえ、設備投資を実施。(自動車部品製造 岡山県)」
他方で、なすすべがない企業も存在し、中小企業のなかでも格差が生じているようです。
「社員の働く日数を減らし、仕事量と人手を調整している。販売先の回復頼みのため、今後の見通しが立たない。(発泡ス チロール製造 茨城県)」
「コロナの影響を受けて中国からの資材輸入がストップ、売上が 減少した。住宅建築やリフォームを控える傾向もあり、本格回復には相当な時間を要する。(総合工事 岩手県)」
また、全体的に業況の回復に遅れがみられる一方 で、一部では、対応を模索する企業も現れています。
「営業拡大の観点で実施・検討していること」について尋ねたところ、「実施・検討 していない」は 29.2%にとどまり、残りの7割 強の企業は何らかの取組みを実施しているようです(図表3)。
コメントからは、
「雇用調整助成金や各種補助金を積極的に活用。他方、新たな営業方法の模索、事業承継、工場設備の大幅修繕などの計画策定予定。(糸製造 岡山県)」
「コロナ対策として、 電子メールでの商談を増やしたり、配送業者に よる納品を増やしたりするなど、対面機会を減らす努力をしている。(教材販売・設備販売 千葉県)」、
「コロナの影響を一時的に受けたものの、現在 は回復している。取引先とリモート商談を行う ようになり、アフターコロナに対応できる体制 が整っている。(茶卸 静岡県)」、といった声 が聞かれている。
新たな環境を前向きに捉え、この状況をチャンスとするかは、自らの営業や経営姿勢をチェンジできるかどうかです。皆さんはいかがでしょうか?!