こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、「2回目のコロナ融資」と金融機関のことについてご説明します。すでに金融機関の現況については、先週のブログでお伝えしました。
今日は、「初めてコロナ融資を受ける場合1(日本公庫)」です。
すでには百戦錬磨の方は、お読みにならなくて結構です。
日本政策金融公庫からの融資を受けずに開業しているあなたは、当初の自己資金が潤沢であったか、退職金等の範囲内で開業できた運の良い方かもしれません。
コロナ融資は、当初、政策の実行を担う日本公庫や商工中金のような政府系銀行が担当していました。しかし、政府系機関がパンク状態になってしまったことから、保証協会(政府系)の100%保証を前提とした民間金融機関の融資が行われています。
日本政策金融公庫のホームページをなぞる程度ですが、解説しておきます。申込みの書類は、以下のようになっています。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/covid_19.html
初めての方を対象としまうすので、赤字で書かれている「現在お取引のない方」の書類から用意してください。個人・法人で多少内容は違いますが、今回の融資では、相手先の審査担当者も忙しい状態なので、できるだけやり取りが少なくなるように協力してください。
すべての書類が揃っているか、チェックリストでご確認ください。指定用紙の裏面はあるか(借入申込書は両面で、裏面もあります)などをご確認ください。
また、確定申告書・決算書のコピーなどは、すべての書類をコピーしてください。書類がしっかりしているかは、審査結果のスピードにも影響するようです。自分のためにも手を抜かないでください。
事業資金相談ダイヤル 0120-154-505(平日9時~17時)
現在手続きの受付は、原則郵送です。心配であれば、事前に電話で相談してください。
なお、面談があり、もし否決された場合は、必ず何が理由で否決されたのかをご確認ください。日本公庫の場合は、専門家の同席を嫌うことが多いので、確実に確認してください。次の対応のためにも参考にしましょう。
なお、日本公庫と保証協会や民間金融機関との情報の共有はありませんので、日本公庫で失敗してもすべてを諦める必要はありません。民間にチャレンジしましょう。