こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、「コロナを超えて生き抜く SDG’sを企業経営に活かす」です。
さて、今日は「新たな活動をスタートする」です。
SDG’s経営の本もたくさん出てきている中で、素人の私が解説するのは間違っている気もしますが、付け焼き刃ですが、今のコロナ禍の中で、10年先の目標を共通して取り組むチャンスを私も得たと思っているからです。
このまま、いつか来た道で、ウヤムヤの経営手法ブームにはしたくないものです。かつて、私が若かりし頃、TQC改善活動が盛んに行われ、トヨタのカイゼンについてもよく耳にしました。その後、ISOに取り組み、環境経営やCSお客様満足度が叫ばれ、法令遵守、そしてCSR。
そのたびに大きな会社の経営者が世の中の流れに沿って導入するものの、一部の起業を除いて、優秀な企画担当者の成果物になっているのが実態です。毎年見直しているのは現場ばかりで、本社の各部門は無関心であったりします。
このSDG’s経営は、中小企業にピッタリで、「何か新しいものを追加しなくても、従来の経営理念に通じるものがあるはずなので、取り組みやすい」といわれているようでもあります
まだ、SDG’s経営を始めていない会社は、まず、「うちってどんな会社だっただろう」と棚卸しをしてください。そのうえで、SDG’s17ゴール、169ターゲット、232指標に取り組んでください。
その中に、必ず、「うちのゴールにふさわしいかも」と思えることが書かれています。そうしたら、その中のターゲットや指標を確認して、と進んでください。
すでに取り組んでいる会社は、この際、今までに行ってきたことに更にプラスして、新たな目標を追加して欲しいのです。どんな小さなことからでも、一歩前に踏み出して、考えて欲しいのです。
環境省の『SDG’s活用ガイド(第2版)』では、「起業が将来に渡って継続し、より発展していくために必要となるのが、長期的な視点で社会のニーズを重視した経営と事業展開です」としています。
また、SDG’s経営に取り組むことで期待できるポイントを、①企業イメージの向上、②社会の課題への対応、③生存戦略になる、④新たな事業機会の創出と整理している。