こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、「コロナを超えて生き抜く SDG’sを企業経営に活かす」です。
さて、今日は「地域とともに」です。
SDG’sは、2015年に国連で採択され、その段階から、2020年までに、2030年までにと目標が採択され、世界でその実現を目指しています。
私の住む東京都豊島区は、2020年7月に内閣府の地方創生推進事務局が主催する「2020年度SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業」に、東京23区で唯一選ばれました。
テーマは、「消滅可能性都市からの脱却 ~持続して発展できる「国際アート・カルチャー都市」への挑戦~」です。
かつて、少子化の話題がかしましく、全国で将来、町や市として成立しないことが取り上げられた時、不名誉にも豊島区は、「消滅可能性都市」とされたのでした。にわかに信じられませんでしたが、少子高齢化の実態は、都会の中にも確実に進行していることを思い知らされました。
豊島区は、この指摘に対して、街を魅力的にして、人が集まり、やがてここに住みたいという若者が増えることを期待しています。目指すべき環境都市像は、「みんなが主役 文化とともに発展するエコシティ としま」です。
すでに外国人も人口の10%(2019)を超え、国際化も進んでいます。「国際アート・カルチャー都市」を標榜して、「世界とつながり、人々が集まるまち」を目指しています。マンガ・アニメを中心としたサブカルチャーや、コスプレ等の舞台として、世界から注目されています。
ところで、私の住む豊島区南長崎には、豊島区立トキワ荘マンガミュージアムがあります。ここは、かつて豊島区椎名町(現南長崎)にあったトキワ荘は、手塚治虫をはじめとする現代マンガの巨匠たちが住み集い、若き青春の日々を過ごした伝説のアパートを再建して保存した施設です。私は、この不思議な下町が好きです。
話をもとに戻しましょう。SDG’sに取り組む自治体が増えています。また、東京都を始めとした上位の自治体も「環境白書」を出しています。もちろん、政府も各省庁で「白書」を発行しています。多くの場合、縦割りで、横の連携はないのですが、今後は変わってくると思います。
世界と、日本と、各地方、自治体も、SDG’s経営をしなくてはならないからです。そして、その「白書」や「計画」のベクトルとして、指針としてSDG’sのターゲットやアジェンダが使われてくるのです。
目標は、2030年です。
この正月、「東京都環境白書2019」(\325+Tax)をお読みになることをお勧めします。将来どう有りたいかのヒントがあるかもしれません。