こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、「2021年を明るく迎える WITHコロナの時代」です。
今日は「厳しい経済環境は続く」です。
昨日は、あらゆる分断と格差が広がっているコロナ禍に触れました。先進国と発展途上国、富める者と貧しい者、白人と有色人種、大企業と中小企業、正規雇用者と非正規雇用者、男と女、老人と若者、これらの分断と亀裂が大きくなった気がします。
来年、2021年は、その環境はもっと悪化することでしょう。
リーマンショックの時、東京の年末の公園等では「炊き出し」が行われました。今年は、長い年末年始の休暇になり、ホームレスや生活困窮者が更に増えそうです。NGOの団体が、食料の配布と、東京都の用意した宿泊所やビジネスホテルへの移動を誘導する発表がありました。
東京商工リサーチの「2020年を振り返って」という記事では、「倒産が抑制されるなか、休廃業・解散の流れが強まって」、「TSRは9月と11月に「速報値」として状況を公表。11月26日公表した」「1-10月の累計件数は4万3,802件に達し、2019年の年間件数(4万3,348件)をすでに上回った。このペースで推移すると、調査を開始した2000年以降で最多だった2018年(4万6,724件)を上回るのは確実だ。」と伝えています。

負債1000万円以下の小規模の倒産は、秋から急激に増えており、リーマンショックと違うのは、一過性の持続化給付金で止められない企業は、市場から退場し始めたということです。
また、経営者の年齢がすでに70歳に達している小規模事業者も多く、この際、事業を止めようち店じまいが始まっているのだと思います。
政府は、新たに事業転換をしたり、新規事業に挑戦することを勧めて、予算化もしていますが、そこまでの体力と気力がある経営者がいるのか、あるいは、若い人たちが、M&Aで事業を引き取り、新たな挑戦をするのか、施策が軌道にのることを期待しています。