こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、「ウイズコロナの新年度予算が動き出します」、今日は、「⼩規模事業者経営改善資⾦融資事業(マル経融資等)」です。
先週末には、私の所属している東京都商工会議所豊島支部からも「ハガキ」が届いていました。小規模事業者向けの融資の支援事業です。この融資を通じて、⼩規模事業者の経営改善の促進を⽬指しています。
また、事業⽬的は、「⼩規模事業者は、経営内容が不安定であり、担保・信⽤⼒が乏しいこと等の理由から資金確保が極めて困難な⽴場」です。そこで、「商⼯会・商⼯会議所・都道府県商⼯会 連合会の経営指導員が経営指導を⾏う」ことで、⽇本政策⾦融公庫から、2,000万円を上限に無担保・無保証⼈・低利で融資が可能となります。
また、事業の持続的発展に取り組む⼩規模事業者を⽀援する ため、経営発達⽀援計画の認定を受けた商⼯会・商⼯会議所による経営指導を受ける⼩規模事業者に対し、⽇本政策⾦融公庫が7,200万円を上限に低利で融資を⾏います。
お金の流れは、国から⽇本政策⾦融公庫に対し補給⾦を交付するものです。
融資の流れは以下の通りです。
また、融資の条件等は以下の通りです。
ただし、貸付金利に付きましては、6,000万円を限度として融資後3年目までは基準利率から0.9%マイナス(現在ですと、1.21%-0.9%=0.31%)が適用されます。さらに、「当初3年間の利子相当額を中小企業基盤整備機構から補給し、実質的に無利子化」の制度もありますので、生きているかどうか確認しながら進めてください。4年目以降は基準利率に戻ります。
成長しようとする中小企業・中堅企業には「事業再構築支援補助金」、困っているが一緒に頑張れる中小企業には、民間金融機関「伴走支援型特別保証制度」、リスケの会社には保証協会を動員して「経営改善サポート保証制度」、小規模事業者には、商工会議所等を窓口に「⼩規模事業者経営改善資⾦融資事業(マル経融資等)」です。