こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、「事業再生補助金の実態を確認する」、今日は、「第1回事業再構築補助金の採択結果を分析する」です。
中小企業対策として「事業再構築」を謳った補助金が、従来の補助金の予算のほぼ10倍に当たる1兆1480億円の予算がついています。第1回の事業再構築補助金採択の結果が、公表されました。
当初、専門家の皆さんから出ていた「ハードルが高い」ので、「第3回」くらいまで待とう。期の後半になれば、予算消化のために「ハードルが下がるだろう」などと囁かれていました。
この結果を見る限り、中小企業の採択件数は、約8,000件に上り、申請採択率は41.7%となっています。非常に高い採択率ではないでしょうか?ある意味では、大きな予算があるので、大盤振る舞いしているようにも見えます。
申請を受理された業種別では、①製造業 5,000件、②宿泊+飲食業 3,000件、卸売・小売業 3,000件、④生活関連+娯楽 1,000件、などとなっています。
また、応募の際にお世話になった「認定支援機関」は、①地方銀行 4,000件、②信用金庫 3,000件、③税理士等 5,600件、④商工会議所 2,000件、⑤商工会 1,400件(応募22,000件の内訳)となっていたようです。
認定支援機関には、「事業計画書」を見てもらう作業があるのですが、社長自身がなかなか書くことができない事例も多く、社長はその思いを語り、認定支援機関が文字にして形を整えるような作業分担があったようです。しかし、その会社の強みを客観的にお互いに確認できたことが、両者の関係においても有効であったようです。