こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、ハロウィン、総選挙が終わったタイミングです。世界では、G20がイタリアのローマで開催され(10/30~31)、続けてイギリスのグラスゴーで、COP26が、10/31から11/12の日程で開催される予定です。
世界のあちらこちらで政権が変わったりするなど、変化の時代の幕開けですが、日本はどうなっていくのでしょうか?緊急事態宣言解除後、コロナの新規感染者等の数値が順調に下り続け、コロナが争点と言われた総選挙も、最終盤ですが、盛り上がりに欠けてしまいました。
あなたは選挙に行かれましたか?与野党が接戦になって、緊張感のある政治になることを期待していましたが、結果は、自民・公明が安定した過半数を、維新が大きく躍進し、国民は、現在の政府にかけている維新の姿勢に是、左へ動いた立憲には、信頼を寄せることはできなかったようです。
今週は、「ハロウィンと総選挙が終わりました」と題して解説いたします。今日は、「この選挙で国民は何を選択したのでしょうか?」です。
この総選挙は、自民党の総裁選挙の直後に実施されたことから、岸田総理になった自民党の整理された政策ではなく、岸田総理が閣外にいて、対菅本首相と戦うための「自民党総裁選挙」のお題目のまま進められてしまいました。
与党も野党も特別給付をうたい、まさに票をお金で買うような「バラマキ選挙」だったように思います。「分配」が先か「成長」が先かと議論されたり、「新しい資本主義」などという言葉が踊ったりした選挙でした。
国民の一人ひとりや中小企業の経営者は、「コロナで大変」なのは続いているのでしょうが、コロナがスタートしてから1年半、そろそろ、コロナから卒業しなくてはなりません。
私も、認定支援機関として、持続化給付金や家賃給付金、一時支援金の手続きのお手伝をしましたが、どの方にも申し上げてきたのは、「これは税金です。税金の還付です」「コロナを抜けて再建したら、頑張って稼いで税金を倍も払ってください」「元気になってまた税金を払えるようになってくださいね」と、申し上げてきました。
政府は、予算さえ付けば、予算があるのだから、どうやって使うのかになってしまいます。昨年度の補正予算でも、どう見ても「コロナに関係ない費用」が大型補正予算の中に、堂々と計上されていました。10年前の東北大震災の補正予算でもあった気がします。結果的に今でも所得税で支払っている中に、とんでもない費用が「復興予算」で賄われていたりしています。
コロナの名目で、政治家が、行政が無駄なことをしているのは、ないのでしょうか?「安倍のマスク」が8,000万枚も残っていて、半年の倉庫だが6億円ンドという報道がありましたが、不良在庫は、責任者を明確にして、廃棄処分すべきではないでしょうか?