こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日1月11日、今年初めてのブログを書きました。2019年7月から書き始めて、2年半です。当初は、融資コンサルタントとして、企業や融資など、お客様に少しでもお役に立てる情報を発信してきましたが、最近は、自分が気になる問題を取り上げながら続けています。
今週は、「「事業復活支援金」が始まります」と題して解説いたします。
今日は、まだ詳細が出ていない「事業復活支援金」ではなく、こんなに大盤振る舞いをして、「コロナ」による財政支出がどの様になっているかを、最初に説明して置きたいと思います。
財務省主計局が昨年末(令和3年12月)に発表した『我が国の財政事情』を発表しています。
コロナ禍に関わらず、リーマンショック以降、確実に税収は上がり続け、また、一般会計の歳出は、リーマンショック対策、東日本大震災対応の後、横ばいを続けていました。歳出の高止まりなのか、歳出の抑制であるのかはわかりません。
その中身のバランスは色々と変わってきたと思われます。以下の表も古いデータを削除して加工しました。この30年で、伸び続けているのは「社会保障関係費」です。
国債残高は1,026兆円で、国債費は、24.3兆円です。総予算107.6兆円の22.6%に達しています。また、その費用のうち利払い費は、令和4年度は8.2兆円。金利予想は記載されていませんが、2年前の令和2年度(2020年度)は、0.8%とされています。