こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
ロシアのウクライナ侵攻は、長期化しそうです。ロシアが西側世界の制裁を受け貿易ができなくなり、ウクライナが戦禍の中で生産等が滞る中、日本の中小企業は、小企業はどうなるのでしょうか?
私の身近にいる小企業の様相は、直近の「全国小企業月次動向調査(2022年2月実績、3月見通し)」では、悪化しつつあります。これはウクライナ侵攻をまだ反映していないデータですので、その先が心配です。
さて、今週は、「中小企業・小企業はこれからどうなるのか」と題して、解説します。今日は、「ウクライナ侵攻は中小企業にどんな影響を及ぼすか エネルギー、鉱物と食品(小麦・トウモロコシなど)、肥料」です。
先々週でも使ったグラフを示します。まず、大枠のことですが、OECDが示した経済成長とインフレーションへの影響です。どうも、大きく経済成長を押し下げ、インフレを加速させ、コロナ後の経済回復に厳しいマイナスの効果を生むようです。
これが、それぞれの企業に及ぼす影響はかなりあると思います。三菱総研が示したデータによると、原油価格の上昇により日本企業の名目付加価値は、▲4.8%に減少するとしています。「第三次オイルショック」かもしれません。
すでにこの1月の取引とウクライナ侵攻以降の取引では、大きな変動が起きています。小麦やトウモロコシはいかがでしょうか?肥料も心配です。ニッケル、パラジウム、アルミニウムはいかがでしょうか。ドンドン価格が引き上げられています。
あなたの仕事にも関係ありそうです。アンテナを高くして将来に備えてください。