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認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
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ロシアのウクライナ侵攻から約3カ月が過ぎようとしています。こんなに長くこの戦争が続くとは誰も思っていなかったのでしょうか。しかし、他方で、長引くことで果たしていったいどこが、誰が、大きな被害受けることになるのでしょうか?
それは、ウクライナやロシアだけでなく、いつも、一番弱い国々が、大きな痛みを受けることになります。それは世界でも、国内の貧困層でも同じです。いまやロシアのウクライナ侵攻によって、世界の食糧危機がさらに悪化してしまいそうです。
今日は、国連の食糧計画(WFP)が今月上旬に発表した「食糧危機に関するグローバルレポート(第6版)」を取り上げます。そこでは、この10年以内に大きく飢餓が進展していることと、ウクライナ後のさらなる悪化が危惧されています。
報告書では、「深刻な食糧不安と緊急の支援を必要としている人々」は、「2020年に到達した前回の最高値(GRFC 2021で報告)と比較して約4,000万人の増加」し、…「53の国/地域で1億9,300万人近くの人々が深刻な食糧不安を抱え、緊急の支援を必要としています」と報告しています。(下線、強調文字は小堀)
また、「48か国で約1億800万人が深刻な食糧不安に陥り、緊急の支援を必要として」いる人たちは、2016年以来、「80%増加」しています。さらに、飢餓補ではないレベルの「一貫して食糧危機に直面している」人たちの人数は「、2016年から2021年の間にほぼ2倍になり、9,400万人から約1億8,000万人に増加しました」とも報告されています。
この報告書では、「多くの国で食料安全保障の状況が悪化している」としたうえで、「2022年の世界的な深刻な食料不安の見通しは、2021年に比べてさらに悪化すると予想されます。特に、ウクライナでの戦争の進展は、戦争の影響を考えると、このレポートに含まれるすでに深刻な2022年の深刻な食料不安の予測を悪化させる可能性があります」と厳しい観測をしています。
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