こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、5月25日に公表された「首都直下地震の被害想定」の見直しを取り上げます。東京都の公表資料を中心に説明します。今日は、「対象とした首都直下地震5パターン」です。
2013年に国の有識者会議は、30年以内に70%のマグニチュード7クラスの地震が起きるとされました。今回はそれ以来10年ぶりの見直しです。前回は首都直下19地震を検討しましたが、今回はい大きくは、5つにターゲットを絞り、被害想定を見直したものです。
まず、「M7クラスの首都直下地震」として、①都心南部直下地震(発生確率70%)、②多摩東部直下地震(発生確率70%)、また、③立川断層帯地震(発生確率0.5~2%)を取り上げ、次に「M8~9クラスの海溝型地震」として、④大正関東地震(M8クラス)(0~6%)、⑤南海トラフ巨大地震(M9クラス)(発生確率70~80%)に分類しています。
防災上では、直下型地震には、総合的な防災対策が必要ですし、海溝型地震には、津波対策が不可欠です。それぞれの地震を、「冬の夕方、風速8m」という季節的にも、避難や火災にも悪条件である条件設定で「被害想定」を検討しています。
- 都心南部直下地震(発生確率70%)
多摩東部直下地震(発生確率70%)
立川断層帯地震(発生確率0.5~2%)
大正関東地震(M8クラス)(発生確率0~6%)
南海トラフ巨大地震(M9クラス)(発生確率70~80%)
被害想定は、以下の通りです。なお、南海トラフ巨大地震は、東京都の島嶼部も含め震度5強ですので、揺れによる被害は想定されていません。
皆さんのお住みのところはいかがでしょうか?揺れ以外に、想定されるのは、「液状化」「土砂災害危険区域」「山腹崩壊危険地区」などに該当していませんか?
(液状化)