こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
先週の冒頭(7/4)、「報道では、今までのオミクロン株より感染力が強く、感染による入院率が高く、すでにコロナに感染した方にも再び感染するという少々面倒な変異株のようです。」とお伝えしました。
あれから1週間がたって、新たな知見は生まれたのでしょうか?今日は、「BA.5とはどんな変異株か?」です。
国立感染症研究所は、以下のように伝えています。
「BA.1 系統、BA.2 系統、BA.3 系統に加え、2022 年 1 月に BA.4 系統が、2 月に BA.5 系統がいずれ も南アフリカで検出された」。また、「2022 年 6 月 24 日までに、BA.4 系統は 60 カ国から 13,827 件、BA.5 系統は 63 カ国から 17,361 件 が報告されている。 いずれも当初は南アフリカからの検出が多くを占めたが、検出国は欧州を中心 に変化している(Outbreak.info, 2022)」と世界に伝播していることを指摘しています。
さらに、米国疾病対策センター(CDC)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は BA.4、BA.5 系統を他のオミクロン株と同様に VOC に含めている(CDC. 2022, ECDC. 2022b)。…WHO は VOC の中で、伝播性 の増加の兆候や他の VOC と比較して優位性を疑うアミノ酸変異を有するものとして、VOC-LUM に分類している(WHO, 2022b)。
特徴としては、以下のようにまとめられています。
- 現時点で既存のオミクロン株と比較した重症度の増大 の証拠はみられない(WHO, 2022a、UKHSA, 2022a)
- ワクチン接種者及びオミクロン株感染者の血清を用いた抗原性評価では、…中和活性 の低下が指摘されている(Hachmann NP. et al., 2022、Wang, Q. at al., 2022)。
- 既存のオミクロン株と比較して感染者増加 の優位性が指摘されている
- 今後国内で BA.5 の占める割合が上昇する可能性がある
すなわち、「重症者数の推移を注視すると共に、引き続き諸外国の状況や知見等の収集、国内外のゲノムサ ーベイランスによる監視を継続する必要がある」とのことです。
また、朝日新聞Digital 2022.07.02では、以下のようにまとめています。
“新たなコロナウイルスBA.5は大丈夫か?! BA.5とはどんな変異株か” の続きを読む