こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
東京オリンピック・パラリンピックが何とか終了して、コロナを理由に出馬しなかった菅元総理の後を受けたのは、岸田首相でした。
今週は、その岸田首相の政権発足から1年を振り返ります。今日は、「海外で起きたいろいろな出来事」です。
今日はブラジルの大統領選挙です。月末までには決まると思われます。ヨーロッパでは、10月1日:ラトビア議会選、10月2日:ブルガリア議会選、10月2日:ボスニア・ヘルツェゴビナ議会選など微妙な地政学的な一ある国の技官選挙があります。
この1年間の動きをみると、世界が動き出していることがわかります。世界中で選挙があり、右傾化するヨーロッパ、左傾化する中南米があります。
先日のイタリアの最右翼の上下両院の過半数超えによって、EUは今までのように機能しないのかもしれません。
今月のブラジル選挙では、すでに選挙の前に、ボルソナロ大統領は、「選挙結果を認めない」と宣言しているようです。まさに、「ブラジルのトランプ」です。
フランスの大統領はかろうじて継続しました。スエーデンの選挙も極右政党が台頭しています。イタリアも右派連合が上下両院で勝利し、極右政党の党首が首相になる予定です。かつての1930年代の第一次世界大戦が起きた時のような不穏な状況が世界中に広がっています。 イギリスの首相が交代するとともに、エリザベス女王が逝去され、イギリスの今後にも不安が残ります。
ひるがえって、東南アジアでも、昨年のミャンマーの総選挙後のクーデターがおこり、民主化は頓挫してしまいました。韓国では、保守の尹錫悦大統領が生まれました。オーストラリアでは総選挙の結果政権交代がありました。フィリピンでは、マルコス新大統領が就任しています。
また、中国は、終身でトップを務めようとする習近平氏が、軍事、公安を強化し、どのような性格の新体制を創ろうとするのでしょうか。10月16日:中国共産党第20回大会
そして、アメリカの中間選挙は11月8日です。
このように、どんどん変わる世界情勢の中で、日本では、岸田首相が「長期政権」を手にしたのですから、じっくりと世界と外交を展開してほしいものです。
安倍元首相の「国葬」での弔問外交で、G7以外の諸外国の高官との会談は一つのステップでしょうが、アメリカだけでなく、日本独自の外交政策を岸田首相には期待しています。