こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
先週発表された日銀の政策決定、そして政府の総合経済対策、そのチグハグサがとても違和感を覚えます。物価上昇、為替の円安がバラバラの対応で、かつ財政規律を忘れた政治家たちが、バラマキを続けられる国が維持できるのでしょうか?欧米も、中国も経済の減速が明らかになりつつあります。さあ、日本はどうしますか。
きょうは、最新の小企業の景気動向を「全214回 信用保証利用企業動向調査結果の概要(7~9 月期実績、10~12月期見通し)」を参考にご紹介します。
まず、【金融関連】については、「資金繰りD.I.は、▲18.1とマイナス幅がやや拡大した。」としています。
次に、「借入難易感D.I.は、▲8.2と横ばい」であったとしています。
「今期に借入を実施した企業の割合は、やや増加し」、その1社あたりの借入金の候施肥は以下のとおりです。
次に【保証利用】の内訳です。「今期に借入を実施した企業のうち、「保証を利用した企業の割合」は、増加した。」ようです。
なお、「来期(2022年10~12月)における保証利用要請D.I.は、▲2.1と横ばいとなった。」としてます。
さらに、「保証利用要請D.I.(金融機関による保証利用要請が「強くなると思う」企業の割合-「弱くなると思う」企業の割合)は、弱含みで、金融機関側も次の政策展開により、コロナ後の対応を考えあぐねているのかもしれません。
今回の総合経済対策による新制度のことは、内容の詳細がわかってから動き出すものと思われます。
さらに、「生産・売上D.I.は、▲14.7と横ばいとなった。」としています。
業種別には以下の通りです。
「採算D.I.は、▲25.4とマイナス幅がやや拡大した。」としています。
ここから、どのように回復するかが需要です。他力本願ではなく、小企業も、新しい時代の変換期に、たくましく脱皮して将来に備えていくものと確信しています。