認定支援機関 行政書士たいぞう事務所の小堀大藏です。
あなたの事業が成功するために何か役に立つ情報をできるだけわかりやすくお伝えしようと考え、このブログを書いています。
リクルートワークス研究所(以下RW研と表示する)は、このレポートで、「労働供給制約社会がくる」と今の生活が普通に維持できなくなる危険性を訴えています。「同時にソリューションも提言する」として4つの解決策を提言しています。
今日は、表題にある「4つの解決策 3シニアの小さな活動、4待ったなしのムダ改革」です。紙面が足りませんが、「いま、打てる手」「希望的な2040年の日本」「持ち上がる論点」にも触れておきます。
その前に、昨日のワ―キッシュアクトの中で、収入の有無にかかわらず行われていることは以下のような活動でした。
●本業の仕事以外に行っている仕事
●地域コミュニティで行っている自治会や防犯活動などの活動
●趣味・娯楽などを通じたコミュニティでの活動
●隣人の手助けなどの活動
●ボランティアなどの活動
●ほか:「農作業や自然保全などの活動」「まちづくりやまちおこしの活動」等
また、その活動を行っている理由は、以下のような内容でした。
●様々な人と繋がり、交友関係が広げられるため(29.1%)
●楽しい時間が過ごせるため(25.2%)
●家族や友人、知り合いなどに頼まれたため(22.0%)
「本研究では40名を超えるシニアの方々にヒアリングを行うことで、高齢になっても幸せな生活と両立できるような活動のリアルを明らかにする。」として、一つの担い手として高齢者の参加を期待しているようです。
ここにある「小さな仕事」はまさに高齢者にピッタリに見えます。
また、以下のワ―キッシュアクトはいかがでしょうか。
次に「解決策4.待ったなしのムダ改革」のアンケートでは、「経営者・役員、組織長、就業者に、業務におけるムダの存在と割合を尋ねた。詳しくは図表15に記載したが、自社/自組織/自身の全業務のうち30%以上がムダだと回答した人が2割超いることは 、驚きの結果である。」と報告しています。
漫然と業務を進めているだけなら、会社はいつの時代にも生き残れないのかもしれません。なぜなら、そんな会社に若者や能力のある方々が集めってくれなくなるからです。
このレポートでは、労働供給制約社会が目前にあ迫っていることに警鐘を鳴らし、その解決策として「機械化・自動化」を進め、高齢者には「小さな仕事」を、地域では「ワ―キッシュアクト」という活動を、さらに企業(官庁の方が多いと思うが 小堀)には、「ムダ改革30%削減」を求めています。
その活動をすることで、恐ろしいほどの労働の需給ギャップが縮まってくるのかもしれません。