認定支援機関 行政書士たいぞう事務所の小堀大藏です。
あなたの事業が成功するために何か役に立つ情報をできるだけわかりやすくお伝えしようと考え、このブログを書いています。
NRI(野村総合研究所)では、2005年から『ITロードマップ』を刊行していますが、今年は、沢山の新技術を紹介しているようです。
本日は、レポート ITロードマップ 2023年版 ~情報通信技術は5年後こう変わる!~で最初に紹介されている「メタバース」と「オルタナティブデータ」の内容を学びます。
今日は、「メタバース」です。メタバースとはなにか、ビジネス活用はどこまで進んでいるのかを確認します。
最近よく聞く「メタバース」、アバターという分身が3D空間の中で動き回ったり、会議に出席するなどの活用などがテレビなどで伝えられていますが、まだまだ遠い話のような気がしていましたが、どうもかなりのスピードで身近な存在になってくるようです。
FacebookがMetaという社名に変更されたことはご存じの通りですが、この英語のMetaは、「超」という意味で、これにUniverse「宇宙」を組み合わせた造語であるとのことです。
メタバースの持つ要素は、3つあり、3D仮想空間のなかで、取引の接点があり、多くのユーザーがリアルタイムに利用している状況です。その中で、「メタバースは、「豊かなユーザー体験」「興味、嗜好を軸としたコミュニティ」「新たな経済圏」を提供できる」としている。
具体的なビジネス活用では、「多くの企業が活用方法を模索」しているとしています。
また、これを実現する環境は、「メタバースを提供する企業」⇦「メタバース利用企業」⇦「メタバース利用を支援する企業」の構図で支えられています。
そのテンポは、10年先の話ではありません。そのロードマップはこの3年で環境が整い走り出す状況です。楽しい世界かもしれません。同時に、何が現実なのかがわからないと言われる方もいるかもしれません。ただ、この技術の向こうにこれをコントロールできる人間の知恵と経験が必要です。食わず嫌いではなく、果敢に挑戦する未来と若者を信じて取り込んでいく必要があります。