認定支援機関 行政書士たいぞう事務所の小堀大藏です。
あなたの事業が成功するために何か役に立つ情報をできるだけわかりやすくお伝えしようと考え、このブログを書いています。
今日は、野村総研の「NRI未来年表2024-2100」を紹介します。
年代の分け方は、①2024年、②2025年、③2026年―2030年、④2031年―2040年、⑤2041年―2050年、⑥2050年―2100年です。
項目は、①政治・社会、②経済・産業、③国際、④NRI予想の4項目です。
まずは政治・社会を見てみましょう。
来年(2024年)は、北陸新幹線の金沢~敦賀の延伸開業があります。それよりも、今の自民党の政治資金規正法違反がらみで、総選挙になるのかもしれません。
経済・産業では、2024年問題が動き出します。建設業、物流業、医師の「残業上限規制」の猶予期間が終了します。これらの「ブラック産業」がブラックでなくなるためには、国民全体の協力や我慢が必要で鵜s。
国際では、フランス・パリで第33回オリンピック、第17回パラリンピックが開催されます。また、世界は選挙の年です。NRI年表にはありませんが、1月台湾総統・立法院選挙、2月インドネシア大統領選挙、3月ロシア大統領選挙、4月官局総選挙、インド総選挙です。
アメリカでは、8月~9月は、共和党、民主党の全国大会が開かれ、9月には佳境に入ります。11月にはアメリカの大統領選挙と連邦議会選挙が行われます。(日本の総選挙は年明け早々かもしれません。7月は東京都知事選挙、9月は自民党総裁選挙です。)
さて、目の前の2024年はすでに理解をされているのかもしれません。思い切って2050年―2100年の期間についての展望を確認してみましょう。
政治・社会では、2050年、日本の人口は1億469万人になる予想です。世界の17位(2022年 11位)のポジションです。
高齢化はさらに進んで、2050年には、高齢化率37.1%となる予定です。2065年には、平均寿命は男86歳、女92歳になります。100歳以上の人口は、2067年には100万人を超えると予想されています。
私の住む東京都豊島区は外国人の居住者は区民の1割を超えているとしていますが、日本全体で、2070年には外国人が12.4%にまで上昇されていることが予想されています。
さらに進んで、2100年には、総人口は、5972万人と予想されています。この人口では世界で33位の小国になってしまいます
経済・産業では、2050年が、ゼロカーボンの期限であり、環境に関する課題が解決されることを見込んでいます。
建設・港湾・鉄鋼業などでゼロカーボンの実現が可能となると予想されています。船舶の水素・アンモニア燃料が実現し、都内ではゼロエミッションビーグルが走り、食品ロスでは実質ゼロが実現しています。
(2050―2100年の経済・産業は未記載)
国際では、エネルギーの再生エネルギーや原子力発電によって化石燃料から離れ、温室効果ガスゼロを達成しようとしています。
人口では、世界全体が高齢化に向かっていることと、2053年でアジアの人口がピークを迎え、世界は100億人の人口を抱えることになります。やがて、2065年には、アフリカが世界の人口の30%を超え、宗教的にはキリスト教徒とイスラム教徒、その他の宗教で約3分のⅠずつとなりそうです。
宗教戦争が再び起きるのかもしれません。しかし、2100年には約103億人の人口のうち25億人が65歳以上の高齢者であると予想されていますので、戦争どころではありません。
さあ、いかがでしょうか。ちょっと寂しい状況です。今生まれ、育ち始めた子供たちに元気で世界で活躍し、健康な日々を送っていいただくためには、戦争を止め、地球の健康を取り戻し、世界がもっともっと協力しあって、将来の世代にバトンタッチすることを感がるべきです。