こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「トピックス コロナウイルス対応4 個人向け緊急小口資金の特例など」です。
新型コロナウイルスの影響で経営が悪化し、資金繰りに支障をきたす中小事業者がドンドン増加してきています。同様に、小規模事業者やフリーランスの方々のような弱いところには、大変厳しい状況になっています。
経産省は、下請として働く個人事業主・フリーランスが、不利にならないよう業界団体を通じて要請しています。需要減少等を理由に、契約を変更する場合には、報酬額や支払期日等の新たな 取引条件を書面等により明確化する適正な対応を行うことを求めています。
また、個人事業主・フリーランスが、事業活動を維持し、再開できるよう、できる限り従来の取引関係を継続し、あるいは優先的に発注を行うことを要請しています。
中小企業対策だけではなく、福祉の視点から、新型コロナウイルスの影響による休業等を理由に、一時的に資金が必 要な方へ緊急の貸付を実施が決まりました。
万が一、失業されて生活に困窮さ れた方には、生活の立て直しのための安定的な資金を貸付。 個人向け緊急小口資金等の特例 30 これらを通じて、非正規の方や個人事業主の方を含めて生活に困窮 された方のセーフティネットを強化しています。
■ 緊急小口資金
特例措置の内容 【貸付対象者】 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生活維持のための貸付を必要とする世帯
【貸付上限】 ・学校等の休業、個人事業主等の特例の場合、20万円以内
・その他の場合、10万円以内
【据置期間】1年以内 【償還期限】2年以内 【貸付利子】無利子
■ 総合支援資金(生活支援費)一時的な資金が必要な方(主に休業された方)が対象。
特例措置の内容 【貸付対象者】 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入の減少や失業等により 生活に困窮し、日常生活の維持が困難になっている世帯
【貸付上限】 ・(二人以上)月20万円以内
・(単身)月15万円以内 ※貸付期間は原則3月以内
【据置期間】1年以内 【償還期限】10年以内 【貸付利子】無利子
これらの資金の提供は、今後のコロナの影響による国民の困窮状況によっては、返済ではなく、見舞金になるとの情報もあります。無理をせず、お金がないときは、頼ってみることも必要です。
ただし、役所に並んで申し込みをするという「苦痛」は我慢してください。あくまでも「災害認定手続き」を経て、支給される「税金」なのですから。