こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
「新たな日常」という新しい言葉が何を指すのか考えましょう。その変化が、生活に、仕事に、そして習慣に影響を与え、コミュニケーションや人間関係を変化させていくのかもしれません。
これからの時代に先駆けて、「新しい日常」が、生み出す「これからの価値」を考えることをお勧めします。
今日のテーマは、「共有すべき情報と実現すべき目標 「新しい働い方の形」を考える」です。
厚労省の【「新しい生活様式」の事例】では、(4)働き方の新しいスタイルとして、テレワークを勧めています。
今までのように、都心のオフィスに全社員が、朝一番に出社して、一緒に仕事始め、終わったら、一緒にアフター5を楽しむ働き方のスタイルを否定しています。
100%のリモートワークが難しいなら、まず、「時差出勤」や「ローテーション勤務」にして、「ゆったりと」出社し、全員はいないのだから、「オフィスも広々と」した空間で仕事をしてください。また、狭い会議室での「会議は」せずに、「オンライン」で会議をしてください。
お客様のところに訪問をするような営業スタイルは再検討し、まずは、ネットで面会をお願いし、「名刺交換はせず」に、スマホで「オンライン」による名刺情報の交換をする。どうしても必要な「対面での打ち合わせ」の際は、「マスク」を着用し、十分な「換気」をしている空間でお会いする。
いかがでしょうか、たしかに、80%の接触削減を提唱され、会社に出ることができず、慣れないリモートワークをしてきた2ヶ月近くでしたが、皆さんはいかがでしょうか?まだまだ、紙の書類とハンコによる回覧、決済。そして、契約書の電子化はほとんど進んではいません。
しかし、テレワークに関しては、東京都を始め自治体も政府も多くの補助金を100%負担する形で支援しています。多くの会社がやむを得ず取り組んでいますが、個人の情報収集は、パソコンからスマホに変わっていたために、すぐには個人の環境が整っていなかった気がします。
また、見るだけの情報ならスマホで十分でしたが、仕事として双方から情報交換や、必要な添付書類と一緒に対応するには、不足が多いようです。情報セキュリティのレベルに差があり、社内でも個人のパソコンと繋ぐためにWi-Fiの整備だけでは、不安が残ります。
会議などは、フェイス・トゥ・フェイスでなくても意思疎通は、可能なことも分かってきたようです。しかし、同時に、通信の条件が同じでなくては、スピードに差が出て、会議がスムーズに回せないこともわかりました。また、オンラインでのミィーティングの進行役などの専門家の養成も不可欠です。
かつて、書類を紙ベース作成し、持ち回りで回覧して決済を取るようなハンコの文化では、上下の関係や上司の関与も必要でしたが、一斉回覧では、決済の階層も最小にしなくては、みんなで見ていたからOKとはならないし、それぞれの階層の上役がアドバイスをしたり、バックアップしたりすることも難しいようです。既存の組織構成は必要ないのかもしれません。
あなたの会社はいかがですか?
私の周辺では、セミナーができなくなり困っておられたり、個別指導をオンラインでやりたいが相手にそのような準備がないので、継続して顧問料をいただけなくなったりなど、困っておられる話も聞いています。これから、「進化」が必要なようです。