こんにちは
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
ここに来て、東京では、毎日100名を超える新規感染者数が毎日報告されています。「新宿」「池袋」「夜の街」色々なキーワードが出てきますが、本当はどの程度の危険が迫っているのか、どの様に警戒し、当局はどの様な施策をとって対応しているのかがよく見えてきません。
経済の再開をした政府としては、そう簡単に「緊急事態宣言」を出すわけにもいかない。ましてや「宣言」は、全国レベルでの対応の位置づけですので。東京都も昨日の都知事選挙までは動けませんでした。わかりやすい判断基準や行動基準を示してほしいものです。玉虫色は混乱を招くばかりで、国民を愚弄しているようい感じます。
今日のテーマは、「この半年を振り返る(1月~3月)」です。
このブログも今週で、満1周年を迎えます。お正月を迎えた後、1月は、「資金繰り」に取り組み、「金融機関が融資したくなる会社」になることを目指し、2月には、資金繰りの実際を通して、資金繰り表を作成し、「金融機関に見える化」することをおすすめしました。
ところが、2月に「ダイヤモンドプリンス号」の乗客乗員(3711名)にコロナウイルス感染者が発生してから、気がついたら、3月には、少数ですが、毎日のように感染者が報告されるようになってしまいました。
そこで、3月のブログは、急遽、「コロナウイルス感染症対応」と称して、緊急で発表されている「セーフティーネット」「補助金や助成金」「税金や社会保険料の支払猶予」などを1ヶ月間説明してきました。
しかし、全国レベルで見ると、3月27日に118名の新規感染者が報告され3桁に乗り、異常な状態になっていきました。ここで私からなにか発信できることはなく、皆さんに届く情報もドンドン更新されているようでしたので、あえて、コロナから一歩引いて、この先の金融情勢を中小企業の立場で乗り越えるための知識を整理しょうと考えました。
金融機関も疲弊している中で、今回のコロナで、大量の資金が出回り、返す当てのない借金が膨れてしまった中小企業が大量に発生してしまうことでしょう。無利子期間の3年後を待たずに、資金が逼迫する会社がこの秋にも出てくることになると思われます。
半年間のブログ前半は、このようなことを書きました。明日は、4月から6月の様子を振り返ります。今月は、「中小企業再生支援を考える」として、円滑化法の後処理としての「認定支援機関」の役割と、これから発生するだろう「金融支援」についてご説明します。