こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
「令和2年成長戦略実行計画案」の内容について、個別にお伝えしています。皆さんのビジネスとの関係がイメージできるようお知らせできればと思っています。
今日は、「令和2年成長戦略実行計画案 デジタル市場への対応(新しい規制制度)と5Gそして6Gの推進」です。
昨日、兼業・副業の労働時間管理に関する厚生労働省の委員会の新たな決定が出ました。先日、このブログで紹介した内容が確実に進んでいます。そうなんです。このようにして、政策や施策は、官僚にコントロールされ、後付で「専門家」や「国民」の意見を聞いて、実現されていることになっているのです。
ところで、すでに出遅れ気味の5Gのサービスは、なかなか弾みがついていないようです。
米中の安全保障や経済制裁による紛争が長引く中で、本格的にトランプ政権が中国を国内から排除しようとしています。中国も同様に報復しようとしています。お互いに5Gの制覇が今後の競争に大きな影を落とすことを知っているからです。
また、5Gがすべての産業を変えていくことになることを知っているからです。そこで主導権を取らなくては、次の6Gでは水を開けられることになってしまうからです。
日本だけではないと思いますが、今までの技術を土台として「法律」が整備されていることから、簡単にアナログからデジタルに置き換える事はできないのです。
それは、以前問題となった「完成車検査」などのような努めて技術的なことも、その担当技術者がいなければ出来ないのです。航空機を飛ばす場合も、その機種の検査員がOKを出さなくては飛ぶことは出来ないと聞きます。最後は、技術者の「職人芸」なのです。
どこかで、AIと技術者のすり合わせをして、機械でできることは機械に任せていくことになるのでしょうが、その範囲や業界は多岐にわたり、これらを放っておいたら何とかなるわけではなさそうです。計画を立て、スケジュールを決め実現していかなければ、その先の技術のステージには生き残れないのかもしれません。
実行計画案には、フィンテック/金融部門の専門家として、高齢者に金融商品を売る場合の対応や、色々な送金に関しても、AIの活用が有効だとされています。
このようなことは、建築の検査やメンテナンスなどもあるでしょうし、これから本格化する土木のインフラの整備などもAIの活躍が期待されます。
2030年には6G(いわゆるBeyond 5G)が始まるとされています。今までのバージョンアップとは比べ物にならないパワーや可能性を秘めた大きなコンピューターが、それぞれの手元に、モバイルとして手にできる時代がやってくるのでしょう。
この様な時代だからこそ、国際競争に勝ち残らなくてはならないという方もいらっしゃいますし、これ以上の技術開発は、人間の存在を危うくするようなSFの世界に足を踏み込んでしまいそうな「怖さ」を感じます。
私見ですが、できることなら世界が地球を守るための共同作業をするために、いち早く結束して、コロナを片付け、オリンピック・パラリンピックを契機にもう一度団結し、フェアーな競争と知恵の集まるスタートにしたいものです。
時代の変わり目であることをしっかりと自覚して、コロナ禍を大きなハードルだと思って、みんなで乗り越え、新しい第4次産業革命の恩恵を世界のために活用しましょう。