こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
自民党の岸田政権は、昨日(10/6)、副大臣、政務官を任命して、その人事を終了しました。残念ながら、その支持率が、スタート段階としてはあまりに低く、心配です。
支持する率は、共同通信社55.7%、朝日新聞社45%、毎日新聞社49%、読売新聞社56%、日本経済新聞社59%となっています。不支持率は、各社とも20%台ですが、毎日新聞h差が40%と突出しています。総裁選に向けて動き出しましたが、何もしないで解散ですので、国民の支持を繋ぎ止められるのかは、もしかしたら、高市政調会長や、河野広報本部長の力量にかかっているのかもしれません。
さて、今週は、「新しい岸田総理大臣と日本の行方」を紹介します。今日は、「岸田総理の外交・安全保障政策」を、その総裁候補の政策パンフレットからお伝えします。
ご存知の通り、岸田氏は、外務大臣として、2012年(平成24年)第二次安倍内閣から、2017年第3次安倍第二次改造内閣の間活躍し、最終の2017年は、防衛大臣と兼任するなど、外務大臣としての印象があるのかもしれません。現在のアメリカの民主党政権の売電大統領を含め、多くのパイプを持っているようです。
そして、広島出身であるからこそ、核との向き合い方は、従来の総理大臣とは違うのかもしれません。9月13日に公式サイトの「活動報告」に発表された-「信頼」と「3つの覚悟」に基づいた外交・安全保障-では、中国を念頭に、「信頼」と「3つの覚悟」に基づいた外交・安全保障をするとしています。
「安全保障環境は、島しょ防衛、ミサイル防衛、宇宙やサイバーなど様々な課題において、状況はますます深刻化」しているとし、さらに、「台湾海峡の安定、香港の民主主義問題、ウイグルの人権問題などに毅然と対応し、日米同盟を基軸に民主主義、法の支配、人権等の普遍的価値を守り抜き、国際秩序の安定・強化に貢献していきます。」と表明しています。
岸田新総理は、「3つの「覚悟」をもって、毅然とした外交・安全保障」を進めるとしています。
1つ目は、「民主主義を守り抜く覚悟」です。「台湾海峡の安定・香港の民主主義問題」、「ウイグルの人権問題」(人権問題補佐官新設)をあげて、中国の対応について、明確に声を上げていくようです。
2つ目は、「我が国の平和と安定を守り抜く覚悟」です。北朝鮮の動きを含め、「グレーゾーン事態に対応する法整備の検討」、「ミサイル防衛能力強化の検討」、「経済安全保障も含めた国家安全保障戦略の見直し」など、いままで明確な姿勢が明らかになっていなかったことも取り上げていくようです。北朝鮮の挑発的なミサイル実験のことや、アフガンでの政府職員と現地職員の撤退の対応にも検討が必要だとしています。
3つ目は、「人類に貢献し国際社会を主導する覚悟」ですが、安倍内閣にはなかった「核軍縮・核不拡散体制の強化」、「DFFTの推進・担当大臣の設置」です。DFFTについては、「米欧とともに強力に推進する」としていますし、「核軍縮、核不拡散体制の強化」も取り上げています。さらに、「地球温暖化はじめSDGs 分野で国際社会を主導」するとしています。
下の写真は、2015年に当時のケリー国務長官を広島の平和記念碑に案内したときの写真です。4年8ヶ月の外務大臣時代の功績として公式サイトのプロフィール欄に貼付されている写真です。