こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
ロシアのウクライナ侵攻が続いています。日本の中小企業、小企業はどうなってしまうのでしょうか?
3月28日に発表された信金中央金庫の『第187回 全国中小企業景気動向調査』を参考に動きを確認したいと思います。今日は、「中小企業の1~3月期業況の主なポイント その1」です。概況と販売価格D.I.・仕入価格D.I.を解説します。
概況では、以下のような推移となっており、2022年1~3月期(今期)の業況判断D.I.は、△27.6と前期比7.9ポイントの悪化となっています。また、2022年4~6月期(来期)の予想業況判断D.I.は、△24.8と今期実績比2.8ポイントの小幅改善を見込んでいるようです。
次に、「販売価格・仕入価格判断D.I.の推移」では、「販売価格判断D.I.は12.5と、前期比2.1ポイント上昇し、1991年以来 の高水準となった。来期は13.8と、1.3ポイントの上昇を見込む。また、仕入価格判断D.I.は49.3と、前期比5.1ポイント上昇し、2008年以来 の高水準となった。来期は44.8と、4.5ポイントの低下を見込む。」と解説されています。
結果的に、収益面では、前年同期比売上額判断D.I.が△12.8と、前期比 9.4ポイント悪化。同収益判断D.I.は、△20.4と同9.8ポイント悪化ししいます。
また、資金繰り判断D.I.は、△12.0と、前期比2.4ポイント悪化しています。ただし、来期は、△11.2と0.8ポイントの小幅改善を見込んでいます。
人手過不足判断D.I.では、△19.4(マイナスは人手「不足」超、前期は△20.8)と、マイナス幅が1.4ポイント縮小し、人手不足感 はやや緩和しています。来期は、△19.4と、人手不足感は横ばいを見込むとしています。