あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
先週までは、「地域の金融機関の支店長の本音」を書きました。
今週は、「信用金庫から融資を受けるための準備の準備」として、何を考え行動すべきかをお伝えします。
今日のテーマは、「信用金庫に自分のことをよく知ってもらう」です。
昨日のブログの最後に、「選ぶべきは、[創業融資に積極的な]地域密着の金融機関」、すなわち、地元の信用金庫、信用組合です。規模が大きくなったら、地方銀行にも取引をお願いしましょう。」と書きました。
今日はその中で、一番の多い金融機関でもある「信用金庫」と取引を深めていくために、「自分のことをよりよく知ってもらう」ことについてお伝えします。
確かに、信用金庫に口座を開設しても、なかなか銀行員と仲良くなることはできません。必要なことは、営業の担当者に自分と自分の会社を覚えてもらい、その先にいる融資担当役席や副支店長、支店長に挨拶できるようにすることです。
その目的は、将来、自分の会社に融資してもらえる金融機関を増やすことです。
自分は何ができて、どんな実績があるのか、どんな仕事が得意なのかを知ってもらわなければ、名前さえ覚えてもらえません。自分のことをよりよく知ってもらうことが必要です。
そのために一番効果的なのが『事業計画書』を作ることです。あなたの会社の事業計画書があなたの経営姿勢を伝えることになります。
・どんな想いを持って仕事をしているのか
・何を一番大事にしているのか
・どんな業務を行っているのか
・どのような実績があるのか
・主要顧客は誰なのか、どこから仕入れているのか
・扱っている商品・サービスはどのようなものであるのか
・前期・今期の売上・収益は?
・どんな投資計画を持っているのか
従業員50名以下の中小企業の場合、毎年きちんと事業計画書を作っているのは5%もありません。
あなたが「起業塾」の出身であれば、必ず『事業計画書』は創ったはずです。もう一度、その事業計画書を取り出して、何度も何度も書き直して、詳細な事業計画書を作ってください。
「事業計画書を作成している5%の中小企業」は、なかなか潰れないものです。
このことを信用金庫は知っています。
信用金庫は、事業計画書をきちんと作成している会社をとても大切にします。