こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日のテーマは、「資金調達力強化のシナリオⅠ 会社概要と事業フロー図を作る」です。
まず、最初に取り組むべきことは、自分の事業がどのような方々に支えられて成り立っているのかを知ることです。あなたの会社の様子が第三者の方に説明することを前提に、できるだけ具体的に書いてみてください。そして、その上で図示するのです。
今日触れる書類は、(ア)会社概要、(イ)事業の概要がわかるフロー図です。
最初は会社概要です。 どんな時も、この程度の内容は求められますので、この際、しっかりと書いてみてください。
- 会社名
- 事業内容
- 創業
- 所在地
- 資本金
- 決算月
- 株主
- 役員
- 従業員数
- 取引金融機関
- 主要仕入先
- 主要得意先
- 会社の沿革
- 経営者の略歴
- 経営理念など
次に事業の概要がわかるフロー図です。この企業が関係者のなかで、どのような位置づけなのか、わかるように図示してください。
例えば当社が3次下請の製造会社であれば、原材料を仕入れて加工、部品製造して、次の部品を組み立てる2次下請メーカー得意先に販売する。その1次下請メーカー組み立て会社は、更に消費者に納入するための完成品メーカーに納品する。更に、メーカーは販売店に売り、消費者に買っていただく。当社の位置づけは、3次下請の部品メーカーです。
これは、会社概要を図示していく作業です。専門的には「ビジネスモデル俯瞰図」と言われています。そこには、お金が出たり、入ったりの動きがあります。あくまでもわかりやすく、イメージできるように整理してみてください。
あなたの会社は、どこからどんな物を仕入れてどんなものを作っているのですか?どんなものを売っているのですか?仕入先はどこですか?外注して手伝っていただいている会社ありますか?
上記のような大きなビジネスモデルではないかもしれません。でも、最終的にお客様は誰ですか?目の前でお買いいただける会社が得意先ですが、あなたの提供している商品やザービスがどのように最終消費者に渡っていて、お役に立っているのかを意識することが重要です。