こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今週は、「「成長戦略会議」とデービット・アトキンソン 『日本企業の勝算』を読む」です。今日は、「その10 中小企業の定義を変更する」です。最終回です。
昨日の厚生労働省のあるべき政策によれば、中小企業から悲鳴が上がると申し上げましたが、大企業よりも「猶予期間」を設けて実施するのだそうですが、はたして、中小企業の実態ではなかなかそうは行きません。
「力が不足しているから、面倒なことは税制免除して、公平な競争のためには優遇税制を、自分で輸出まで出来ないので輸出支援をする」中小企業は、随分優遇されているのです。
感情的にはよく分かります。アトキンソンさんは、「応援した気持ちはわかります。しかし、中小企業が不利なのは、間違いありませんが、なぜ不利なのかを忘れてはいけません」と釘を差しています。
結論は、「規模が小さいから」。だから、「最適な規模に成長するまで」助けること。従来の日本の政策も、世界各国の政策も多くは中小企業を、中小企業のまま生かしている政策でした。
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