こんにちは、融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
それでは今日の話題です。
最近よく聞くの「合同会社」です。
近頃、合同会社を設立する事業主が増えています。合同会社を設立するメリット・デメリットを理解しましょう。
まず、合同会社を採用するメリットは、①会社設立時の費用が安価であり、②会社の維持に当たり、役員の改選がなく登記もありません。③個人事業と比較して、法人なので経費として認められる範囲は株式会社と同様です。さらに④出資者は出資の範囲で有限責任。
デメリットは、①認知度が低く、信用力がないことであり、②社内の意思決定が混乱する可能性がある、③利益配分の際に対立が発生する可能性があります。さらに⑤権利を譲渡しにくいなどです。
一般的には、家族経営のような内輪で他人が入らない、もめない、規模を拡大しない、投資が必要とされない事業に向いているのかもしれません。
外資系の会社や、大手の会社の子会社等での採用がありますが、これはあくまでも株主総会を必要としないことが選択されているに過ぎません。
私の身近でも、友人と合同会社を設立したあと、意見の齟齬が発生した際、どちらも引かず、困っておられたのを思い出します。
また、家族であっても、将来、相続が発生した場合、かつての合資会社や合名会社と同様に、面倒なことになりそうです。
私としては、代表取締役社長の名称が使える株式会社に、社会的信用があると思います。
法人としてメリットを享受できるとも事と設立時の費用の違いで「流行」になっていますが、業種によっては、早めに「株式会社」に移行することをおすすめします。