こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
それでは今日の話題です。
「日本政策金融公庫から融資を受けるために事業計画を練る5 資金計画 資金調達」
資金計画は、原則、必要な資金の行き先と、その資金の調達先が明確なことです。
資金調達については、何度か書いてきましたが、「自己資金」の実績が、その起業に対する真剣さや計画性、熱意などをアピールできるものです。
自己資金を「コツコツ」積み上げる計画も並行して作成することも事業計画の一部かもしれません。
必要な資金量が決まったら、借入をどこからするのか、そのお金はどのように毎月返済するのか?具体的にその仮の計画を作ってみましょう。
必要な資金は1000万円。
自己資金300万円は、今の預金を定額預金にして頭金にし、その上で、3年間で積み立てる。毎月5万円から初めてボーナス時は、…と計画する。
不足の日本政策金融公庫から700万円で、年利⭕%で、元利金等で6年間返済する計画。
条件を決めて、借入と返済の試算表を作ってみましょう。自己資金が少なくて、借入が多くありませんか?大丈夫ですか?
過大な設備投資はありませんか?無駄な先行投資はありませんか?
また、親や兄弟、友人から借り入れようと考えている場合は、借入契約書を作成し、その内訳と返済期間、返済方法、返済金額などを記載して準備してみましょう。
資金調達と返済のシュミュレーションは、インターネットで簡単に計算できます。実際に試算してみて、月々いくらの金利と元本返済することが可能なのか考えてみてください。
そうすることで、今後の事業計画書の資金繰りを検討する際にイメージを固めることができます。
くれぐれも「見せ金」の誘惑に負けないように祈っています。安易な方へ走らず、しっかりと自分の熱意を「自己資金」に、そして、金融機関から理解を得て、借り入れできるような事業計画書を作りましょう。