こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
それでは今日の話題です。
「日本政策金融公庫から融資を受けるために 『創業計画書』作成準備 創業ポイント 心の準備」です。
さあ、創業しようと思っても、沢山の課題が山積しています。
もう一度、自分の心を整理してみてください。
「本当に創業するの?!」「創業の動機はなんですか?」「本当にその仕事が大好きですか?」「創業のためにしっかり準備してきましたか?」ちゃんと答えられますか?
「周りの理解はありますか?」「家族は応援してくれますか?」本来頼りたい身近な人達は、これからのあなたの困難を心配するばかりに、「何が何でも反対‼」ということがあります。あなたが本当にやりたいことを説明できていますか?
その熱意をどのように伝えていますか?
信じてもらえないとしたら、大きな壁にぶつかったとき、心が折れてしまいます。あなたは、公庫を初め、第三者に事業を説明して「融資」を受けようとしているのです。その内容が不十分なら誰もお金は貸してくれません。熱意がなければ、応援してくれません。
もっと具体的に、もっと現実的に、「どんな仕事?」「場所は?」「従業員は?」「競合する会社はどんなところ?」「どうして生き残れるの?」「セールスポイントは?」「誰が買ってくれるの?」「ほんとに儲かるの?」「どこから仕入れるの?」などを考えていますか?
何度も何度も繰り返して、これらの質問に自問自答してください。「こんなになったら嬉しいな」から「こんな程度にステップアップしていく計画ならできるだろうか」と考えを深化させてください。
「お金が足りない分はどうしよう」「もっとお金を節約して自己資金を増やそう」「でも同じ働くならやりたい仕事で寝ないでも頑張りたい」ということになるのかもしれません。
「お金を貸してくれる人は誰だろう」「どうしたらお金を借りることができるのだろうか」まさに、今のあなたです。
さらに、「お金の返済の計画は守れるだろうか」「運転資金はどんなお金が動くのだろうか」「最初の半年を具体的に考えて見よう」「本当はこの半分だったらどうしよう」などを考えてください。最悪のことも考えてください。
多くの創業者が、早い段階で「資金ショート」で市場から去っていきます。それも大きな借金を背負い、大きな挫折感を背負っています。創業は博打ではありません。しっかり準備し、懸命に努力すれば必ず成功できるのです。
日本政策金融公庫も保証協会もいずれも政府管掌です。税金を使って皆さんの応援をしているので、一方で、一生懸命あなたを応援してくれますが、他方で、返済に窮したとき、簡単に借金の棒引きなどしてくれません。最後1円の返済まで求めてきます。
忘れないでください。政府が創業を応援し、資金調達を支援するのは、国の全体が高齢化して、多くの小規模事業者や中小企業が廃業しているからです。この10年で115万社の事業休止、廃業しています。
このまま70歳代の社長が経営している会社の事業承継がうまくいかなければ、10年後までに、さらに125万社が消滅し、625万人の雇用が失われると試算されています。だからこそ、あなたの新しい挑戦を応援するのです。
あなたさえしっかり準備するならば、今はチャンスのときなのです。