こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
それでは今日の話題です。
「日本政策金融公庫の融資課長から聞きたい話 融資を断られたら次の融資申込みは何時?」です。
「一度、融資を断られたら、次に申し込めるタイミングはいつぐらいが妥当なのか」についてです。3ヶ月後だとか、6ヶ月後だとか諸説いろいろとありますが・・・
一般的な話ですが、例えば、「税金を延滞している」という事実だけをもって断られたことがはっきりしている場合は、その状況が解決出来れば、申込みはできるようです。
また、事業計画において、「設備投資が過大」「自己資金が少なく、借入額がかなり多い」「投資に見合うリターンがあるのかどうかについて、確信が持てない」といった指摘を受けて、事業自体に、特に問題がなかったとしても、断られる場合があるようです。
日本公庫として、その事業計画自体に賛同できなければ、当然、融資をお断りするというケースはあり、それに対して、「計画自体の見直しをしたのでどうですか」「指摘された計画をこのように改善したがどうですか」と再度相談したならば、受けていいただけるようです。
他方、例えば、税金の未納問題であるとか、社内の課題といった、お断りした理由が、事業運営上の問題に起因している場合、その根本部分の問題点は簡単に解決するとは思えない場合、表面的に解決したと説明しても、信頼を回復するには時間が必要なようです。結果的に融資を断ることも少なくないようです。
このような場合は、「今、御社については、こういう部分の経営上の問題がある。」「今、こういう現象が生じています。」「この現象を改善するように、頑張っていただきたい。」といった説明をして、問題点の指摘と課題の解決を求めるようです。
それに対して、「それは、こう変わっていきますよ」という施策なり、その裏づけ的なものを見せることで、短期的に、再検討することが可能な場合もあるようです。
いずれにしても、事業プロセスの改善などを指摘された場合は、3カ月やそこらで変わるものではありません。ご指摘に真摯に向き合い、改善をした上で、またふたたび、再申請をするという期間は、それぞれ考えながら対応する法が良いような気がします。(答えになっていないかもしれません)