こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
先週までは、「地域の金融機関の支店長の本音」を書きました。
今週は、「信用金庫から融資を受けるための準備の準備」として、何を考え行動すべきかをお伝えします。
今日のテーマは、「資金調達の崖に直面する前に」です。
一番、資金調達がしやすい時期は、創業時であることは何度かお伝えしました。それは、創業時、「実績」がありませんので、金融機関は、「自己資金」「経験」「事業計画書」で、融資判断を行わざるを得ないからです。すなわち、日本公庫の場合なら、条件さえ整っていれば、創業融資を借りられる確率は高いといえます。
創業後、順調に業績が伸びているときには、金融機関もお金を積極的に貸してくれます。ところが、業績が伸びず、創業時に用意していた自己資金も枯渇してきたときに、金融機関に融資を申し込んでも、ほとんど貸してくれないものです。
すなわち、業績が伸び悩み、資金繰りが厳しくなったときに『資金調達の崖』は現れます。
『資金調達の崖』とは、一番、資金調達がしにくい時期、創業2、3年目を指します。