こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
コロナウイルスによる対応が一段落して、次の第二波、第三波に備えるとともに、経済の再興をするために、いろいろな規制が少しずつ解除され動き出しつつあります。
今月は、少し引いて、厳しい経済環境になった中で、中小企業が、小規模事業者が生き残っていけるのか、金融の歴史に学びながら振り返ってみたいと思います。
今日のテーマは、「コロナ以前の融資と金融機関の基本方針 リーマン・ショックと金融円滑化法」です。
バブル崩壊から10年。失われた10年を経て、世界にバラまかれた多くのドルと元、欧州通貨。アメリカでは、返す当てのない住宅融資が広がり、そのファンドを組み込んだサブプライムローンが世界で取引されていました。やがて、返せなくなることを織り込んだファンドが複雑な化粧をして販売されていたのです。
ヨーロッパで取引ができなくなってから、一挙に世界中に金融危機が広がり、リーマン・ブラザーズが破綻、これがいわゆるリーマン・ショックです。
日本でも総額27兆円の経済対策が組まれたものの、街に失業者が溢れ、東京の日比谷公園などでは、ホームレスに炊き出しをしたりする状況でした。失業者が300万人近くに達していました。
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