こんにちは
認定支援機関 行政書士たいぞう事務所 融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの事業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
今日は「個別分野への取り組み」です。
「成長戦略実行計画案」の本文ではエネルギー・環境、そして、海洋・宇宙について記載があります。
エネルギーでは、「強靭かつ持続可能な電気の供給体制の確立」をめざして、電気事業法を改正し、電力ネットワークを向上させるために、送電線の更新などの費用をコストに盛り込むことができるようになったようです。
また、脱炭素を目指す世界のプレッシャーもあり、再生エネルギーや原子力エネルギーも含めて検討を進めるとしています。この先の長期的な検討は、「未来投資会議」が新たにとりまとめる予定とのことです。
海洋や宇宙への投資も投資を進め、多くの可能性について、持続的な探査活動を実施するための制度環境整備や予算をつけるとしています。
実は、これ以外にたくさんの「各省庁が取りまとめた」個別課題がたくさんあり、KPIが提示されています。「成長戦略フォローアップ案」
KPI 自動車関係
2030年 次世代自動車新車販売シェア 5~7割(38.4% 2017年) 次世代自動車とは、大気汚染物質や地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出が少ない、又は全く排出しない、燃費性能が優れているなどの環境にやさしい自動車です。(ハイブリッド自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル自動車、天然ガス自動車など)
2025年 商用水素ステーション 320箇所(⬅130箇所 2020年5月)
KPI 宇宙
2030年代早期 宇宙産業の規模倍増(⬅1.2兆円 2020年?)
KPI ビジネス環境
2030年 世界ビジネス環境ランキングNo.1 (⬅8位/G20内 2019年10月)
KPI 建設業 PPP/PFI
2025年 建設現場の生産性2割アップ
KPI 農林業・食品
2025年 農業の担い手のすべてがデータを活用した農業を実践
2023年 全農地の8割が担い手によって利用される(⬅48,7% 2013年 ⬅57.1% 2019年)
2030年 農林水産物・食品輸出額 5兆円(⬅2兆円 2025年 ⬅9,121億円 2019年 ⬅4,497億円 2012年)
2028年 私有人工林由来の林業・木材付加価値額 5,000億円(⬅3,200億円 2018年 ⬅2,500億円 2015年)
KPI 健康・医療・福祉
2040年 健康寿命3年アップ、75歳以上にする(⬅男性72.14歳 女性74.79歳 2016年)
2040年 医療・福祉分野のサービス改革による生産性の向上 5%(医師7%)①ロボット・AI・ICT 等の実用化推進、データヘルス改革 ②タスクシフティング、シニア人材の活用推進
KPI インバウンド
2030年 訪日外国旅行者 6000万人(⬅3,188万人 2019年 ⬅836万人 2012年)
2030年 訪日外国人旅行消費額 15兆円(⬅4兆8,135億円 2019年 ⬅1兆846億円 2012年)
2022年 高度外国人材の認定 40,000人(⬅21,347人 2019年末)
KPI スポーツ・文化
2025年 スポーツ市場規模 15兆円(⬅10兆円 2020年 ⬅8.4兆円 2017年推定)
2025年 スタジアム・アリーナ 20拠点(2020年選定開始 高層/計画80件あり)
2025年 文化GDP 18兆円(GDP比 3%程度)(⬅8.9兆円 2016年 ⬅8.8兆円 2015年)
2025年 放送コンテンツ海外販売 5,000本(⬅3,703本 2018年)