こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
それでは今日の話題です。「数字に強い経営者なると決意する」です。
会社の数字を知っていますか?
経理はどうも苦手で、税理士などに全部任せている経営者も多いと思います。しかし、経営者が自分の会社の数字に無頓着な会社は、いずれ「危ない」会社になってしまいます。少なくともいくつかの数字を即答できるようになりましょう。それが、倒産を免れることのできる最大の方法です。
1.毎日通帳を確認する
会社の通帳の預金残高を確認したことがありますか?
会社は黒字でも倒産します。通帳にお金が無くなり、支払ができなくなると倒産してしまいます。売上があって、儲かっているつもりでも、仕入原価や経費の支払い、借入金返済、税金の納付で毎日お金は出ていきます。預金残高はいくらですか?月末の支払いは大丈夫ですか?少なくとも、月末、預金残残高を確認することを励行してください。お金は増えていって当たり前です。月商の3ヶ月分を目標に残高を増やしましょう
2.毎月の計画と反省を数字で確認してしましょう
毎月の売上はいくらを計画していましたか?先月の結果はどうでしたか?売上が達成できなかった原因はなんですか?足りなかった分は今月の計画でどのように補正しますか?
売上が上がっても、上がった分、支払も大きくなっていることが普通です。売上があっても、そのお金がいつ入ってくるのか、仕入や経費、借入金の返済は予算ではいくらで、売上が大きくなった結果、何日に支払う仕入れ金額の預金残高は大丈夫ですか?
毎月の経費はあまり変わらないものです。その確認をし、乖離があるときは原因を確認してください。予定と結果と改善策を毎月反復して管理しましょう。
3.お金がなくなったら倒産します。お金を増やしましょう
預金残高が少なくなってしまってから考えても、立て直すことは難しくなります。もちろん、金融機関に突然の融資をお願いしてもうまくいかないでしょう。
よく、金融機関はボランティアでも、寄付機関でもありません。お金を貸して儲けているわけですから、倒産する可能性の高い会社にお金は貸しません。安全で儲かっている会社に貸すのです。したがって、儲かっているときにしっかりとお金を借りて、利子を保険料だと思って払い、積立をして恩を着せ、実績をつけておく必要があります。夢々「無借金経営」を目指さないでください。手元にあるお金(借入金も含めて)が、あなたの会社を救うのですから。