こんにちは、
融資コンサルタントの小堀大藏です。
あなたの独立起業が成功するよう祈って、このブログを書いています。
それでは今日の話題です。
「地元の信用金庫、信用組合、地方銀行などに興味を持ってください」です。
サラリーマンをしていたときは、大手の会社はメガバンクを中心に給与振込口座の開設を推奨し、また、個人で開設される際も、駅前に近い大手銀行の口座をお持ちの方多いようです。最近は、コンビニでもどこでもお金をおろせますし、現金を持ち歩かないクレジットカードやデビットカードで生活しておられるからも増えてきました。
しかし、事業を始めようとすると、まとまったお金が欲しくなり、金融機関から資金調達しようというのが一般的なのですが、いわゆる「銀行」では、法人口座がなかなか作るのも難しいようです。私も、開業したときに三菱UFJ銀行に口座は作ったものの、あくまでも「入金口座」で、銀行とのお付き合いができるとは全く思っていません。
メガバンクが「お客様」と認識する会社は、売上高30~50億円を超えてこないと難しいでしょうし、地方銀行でも、5~10億円程度、それより下の小規模のレベルですと、信用金庫などにお世話になるか、政府系の日本政策金融公庫に融資していただくことが多いようです。
そこで、地元にどのような信用金庫があるのかを、自分の足で歩いて写真に撮って、「ギャラリー」として公開していきたいと思います。まだ、構想ですが、どこの駅前に、どんな地元の金融機関があって、その金融機関は創業者に対してどのように向き合っているのかを少し調査をしてコメントをしていきたいと思います。
本日は、私が毎月出しているニュースレターを作成して、配布している、私の事務所の近隣の信用金庫等をご紹介します。会社によっては支店長さんともご挨拶だけでなく、踏み込んだお話ができているところもありますし、未だに名刺おきだけのような営業で、お付き合いのきっかけが掴めていない会社もあります。(私の営業力不足)
この7月末に、各社が「ディスクロージャー誌」という毎年の決算後、通信簿のような資料を一斉に発行しています。そこには、各社の想いとともに、金融庁への報告に沿った開示内容が掲げられています。全金融機関がチェックされている「共通ベンチマーク」から、各社が独自に選択している「選択ベンチマーク」、一体どのようにお客様と向き合おうとしているのか、金融庁の指導にどう対応しようとしているのかが見えてきます。私達にしっかりと向き合い、創業者の応援をしてくれる金融機関を選びたいと思います。
日本政策金融公庫の融資をお願いした時、慌てて口座開設をしようとしてバタバタしてしまわないように、将来、この金融機関からも融資をいただき、応援してもらおうと考えられるお相手を探したいものです。もちろん、会社としても、営業マンも。そしてこれからは、融資担当役席や副支店長、支店長に信頼できるお相手を選びましょう。
私の支援の目標は、最初は公庫の創業資金のを借り入れるご支援をし、一緒に経営をしっかりできるようお手伝いしながら、地元の金融機関に認められて、保証付き融資から初めて、プロパーの(保証協会なしの)融資を実現できるようになる企業を増やして行くことです。同時に、そのような優秀な経営者の仲間を増やし、この街が元気にしていきたいと思っています。